オプトインワークフローのパラメーター

オプトインでは、環境設定を 1 つずつ指定するような、複数回のリクエストサイクルで権限を収集できるワークフローがサポートされています。以下の関数を使用して 設定に trueshouldWaitForComplete を指定すると、ソリューションでは、1 つのソリューションまたは全カテゴリーのサブセットに対する同意を収集してから、次のソリューションまたは全カテゴリーの別のサブセットに対する同意を収集することができます。最初の呼び出しから、フローの最後に adobe.optIn.status が呼び出されるまで、adobe.optIn.complete() プロパティは保留になります。この呼び出し後、ステータスは Complete に設定されます。

adobe.optIn.approve(categories, shouldWaitForComplete)

リスト内のすべてのカテゴリーに対して訪問者を承認、つまりオプトインする関数。

adobe.optIn.deny(categories, shouldWaitForComplete)

指定したすべてのカテゴリーに対して訪問者を拒否、つまりオプトアウトする関数。

adobe.optIn.complete()

訪問者の環境設定リクエストに対して続行する approve() および deny() の呼び出しの集計をトリガーする関数。オプトインの変更をサブスクライブする場合(以下の adobe.optIn.fetchPermissions(callback, shouldAutoSubscribe を参照)、コールバックがトリガーされるのは、この関数が呼び出されたときだけです。

訪問者オプトイン権限のパラメーター

任意の時点で訪問者のオプトイン権限を収集するには、以下の権限関数のいずれかを使用します。

adobe.optIn.permissions

訪問者が許可または拒否した Experience Cloud のすべてのソリューションをカテゴリーとしてリストするオブジェクト。

adobe.optIn.isApproved(categories)

すべてのカテゴリーが承認されている場合、この関数は true を返します。

adobe.optIn.fetchPermissions(callback, shouldAutoSubscribe)

権限のリストを非同期で取得します。 権限の付与/拒否プロセスが完了すると、コールバックが権限のリストとともに呼び出されます。 shouldAutoSubscribeの値に true を指定すると、将来のオプトインの変更に備えてコールバックが登録されます。adobe.OptIn のプロパティを以下に示します。

permissions

訪問者が許可または拒否した Experience Cloud の全ソリューションをカテゴリーとしてリストするオブジェクト。例:{ aa: true, ecid: false, aam: true... }

status

  • 保留中
  • 変更済み
  • 完了

doesOptInApply

true または false。初期化で指定した設定を表します。

isPending

ステータス値に応じて true または false。 まだ明示的に権限を受け入れたり拒否したりしていない訪問者の場合は、このプロパティのオプトインが true と報告されます

isComplete

ステータス値に応じて true または false。 ワークフロースタイルの同意が開始されたが完了していない場合は、このプロパティのオプトインが false と報告されることがあります。