直接インターネットネットワーク（有線／ワイヤレス） direct-internet-access

直接インターネットネットワークには、AEM Screens が接続する必要のある AEM クラウドサービスにアクセスするための、インターネットアクセスのエントリアクセスポイントが含まれています。

AEM Screens 通信用の標準ポートは次のとおりです。

ポートは、専用の AEM 設定によって異なる場合があります。このセットアップ内では、次の図に示すように、すべてのデバイスがインターネットルーターに直接接続されています。

この設定には、任意のインターネットサービスプロバイダー（ISP）によるインターネットアクセスとインターネット回線も含まれています。ほとんどの ISP は、インターネットモデム、ネットワークスイッチ、Wi-Fi アクセスポイント、ファイアウォールおよびその他のネットワーク機能（製造元とモデルに応じて異なります）に対応するインターネットルーターを提供しています。

AEM Screens Player の直接インターネットアクセスへの接続

この設定で AEM Screen Player が正しく接続されていることを確認するには、次の手順に従います。

直接インターネットネットワークの設定 requirements-direct

直接インターネットネットワークは、次の 2 つのブロックに論理的に分割されます。

ワイドエリアネットワーク wan-connection

このインターネット接続は、ネットワーク到達性に加えて、AEM Screens を動作させるのに十分な帯域幅を提供する性能を備えています。

十分 ​であるかどうかは、接続されている AEM Screens の数によって異なります。また、スマートフォン、タブレット、レジ、コンピューター、ゲスト Wi-Fi ネットワークなど、ネットワーク内の他のユーザーの使用状況によって異なります。

ローカルエリアネットワーク lan-connection

ローカルエリアネットワーク（LAN）は、ネットワーク到達性に加えて、AEM Screens を動作させるのに十分な帯域幅を提供します。

LAN ネットワークは通常、100 Mbps 以上のネットワークに相当するため、多くのデバイスを接続するのに十分な帯域幅が確保され、システムに対して優れたパフォーマンスを発揮します。
Wi-Fi ソリューションで AEM Screens をインターネットリンクに接続することを想定している場合、最低でも IEEE 802.11g などの最新の Wi-Fi 標準を使用することをお勧めします。この標準では、最大 54 Mbps までの接続をサポートします。802.11h-n のような​ 新しい ​標準はどれも高品質です。

メディアとアセットのダウンロード download

AEM Screens は、デジタルサイネージのユーザーに大きなメリットをもたらします。画像やビデオなど、必要なメディアファイルはすべてダウンロードされ、ローカルに保存されます。主なネットワークトラフィックは、特定のディスプレイに表示される新しいコンテンツがある場合に発生します。

通常の操作（日中頻繁に更新される定義済みのプレイリストなど）については、すべてのファイルがプレイヤーに保存されると、ほぼネットワークに依存しない操作を実現できます。

センサーやトリガーおよび動的コンテンツとのやり取りが多い場合、画面の即時応答で最高のカスタマーエクスペリエンスを保証するには、高速で信頼性の高いネットワーク接続が不可欠です。

ネットワーク接続の主要データの概要を次の表に示します。