URS urs

サポートされていないリポジトリー構造

背景 background

URS は、URS(サポートされないリポジトリ構造)とノード特性のケースを特定します。AEM 6.4 以降では、リポジトリコンテンツの再構築に関するガイドラインが提供されています。AEM 製品コードと顧客コードの階層を明確に区別して競合を避けることにより、コンテンツは /etc からリポジトリ中の別のフォルダーに再構築されます。これを実行する場合は、次の大まかなルールに従います。

  • AEM 製品コードは必ず /libs に配置され、カスタムコードで上書きできません。
  • カスタムコードは /apps/content および /conf 下に配置する必要があります。
  • AEM as a Cloud Service では、これらのガイドラインに準拠することを強くお勧めします。

サブタイプを使用して、対処が必要なリポジトリーの問題を識別します。

  • clientlibs.location:パスで /etc を参照するクライアントライブラリ。
  • file.location:インストールの後で変更された /etc 下のファイル。
  • node.location:インストールの後で変更された /etc 下のノード。
  • workflow.location/etc/workflow 下のワークフローモデル、またはランチャー。
  • package.structure:可変コンテンツと不変コンテンツを両方含むパッケージ
  • node.size:サポートされていないサイズのノード。

考えられる影響とリスク implications-and-risks

  • 古いパスに依存するカスタムコードは、意図しない動作をして製品の機能に影響を与えることがあります。
  • パッケージに可変コンテンツと不変コンテンツの両方が含まれると、デプロイメント中に問題を引き起こす可能性があります。

可能な解決策 solutions

  • AEM as a Cloud Service を準備する際のガイダンスについては、リポジトリの再構築を参照してください。
  • また、リポジトリの可変領域と不変領域について詳しくは、AEM プロジェクトの構造も参照してください。
  • 詳しい説明や懸念事項の対応については、AEM サポートチームにお問い合わせください。
  • Repository Modernizer を使用して、コンテンツとコードを個別のパッケージに分離して既存のプロジェクトパッケージを再構築することで、Adobe Experience Manager as a Cloud Service で定義されたプロジェクト構造と互換性を持たせることができます。
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