ドキュメントのリストからドキュメントを抽出
一般的なユースケースとして、AEM ワークフローのフォームデータモデルの呼び出しステップに従って、フォームデータとフォーム添付ファイルを外部システムに送信します。例えば、ServiceNow でケースを作成する場合は、サポートドキュメントと共にケースの詳細を送信する必要があります。アダプティブフォームに追加した添付ファイルは、ドキュメントの ArrayList タイプの変数に保存されます。この ArrayList から特定のドキュメントを抽出するには、カスタムコードを記述する必要があります。
この記事では、カスタムワークフローコンポーネントを使用してドキュメントを抽出し、ドキュメント変数に保存する手順について説明します。
ワークフローの作成
フォームの送信を処理するには、ワークフローを作成する必要があります。ワークフローには、次の変数を定義する必要があります
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ドキュメントの ArrayList タイプの変数(この変数には、ユーザーが追加したフォーム添付ファイルが保持されます)
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ドキュメントタイプの変数(この変数には、ArrayList から抽出されたドキュメントが保持されます)
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カスタムコンポーネントをワークフローに追加し、そのプロパティを設定します
アダプティブフォームを設定
- アダプティブフォームの送信アクションを設定して AEM ワークフローをトリガーします
ソリューションをテスト
OSGi web コンソールを使用するカスタムバンドルのデプロイ
パッケージマネージャーを使用するワークフローコンポーネントの読み込み
添付ファイルをフォームに追加して送信します。
NOTE
抽出したドキュメントは、メールの送信や FDM の呼び出しステップなどの他のワークフローステップで使用できます
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