AEM Forms でのトランザクションレポートの使用 using-transaction-reporting-in-aem-forms

AEM Forms 6.4.1 では、フォーム送信数、ドキュメントサービスを使用したドキュメントのレンダリング、およびインタラクティブ通信(web チャネルと印刷チャネル)のレンダリングを取り込むトランザクションレポートが導入されました。この機能は、AEM Forms OSGi スタック用の AEM Forms 6.4.1 および AEM Forms JEE スタック用の 6.5.20 で導入されています。

トランザクションレポートの有効化 enabling-transaction-reporting

デフォルトでは、トランザクションの記録は無効になっています。 トランザクションの記録を有効にするには、次の手順に従ってください。

  • configMgr を開く
  • 「Forms トランザクションレポート」を検索します。
  • 「トランザクションの記録」チェックボックスを選択します。
  • 変更内容を保存します。

トランザクションレポートが有効になったら、アダプティブフォームを送信し、ドキュメントサービスを使用してドキュメントを生成するか、またはインタラクティブ通信のドキュメントをレンダリングして、トランザクションレポートの動作を確認できます。

トランザクションレポートの表示 viewing-transaction-report

トランザクションレポートを表示するには、管理者として AEM Forms にログインします。 トランザクションレポートを表示できるのは、fd-Administrator グループのメンバーだけです。

ツール/Forms/トランザクションレポートの表示を選択します

または、こちらをクリックしてトランザクションレポートを表示します

TransactionReporting

上のスクリーンショットの「処理済みのドキュメント」は、ドキュメントサービスを使用して生成されたドキュメントの数です。 「レンダリングされたドキュメント」は、レンダリングされたインタラクティブ通信ドキュメント(web および印刷)の数です。 「送信されたフォーム」は、アダプティブフォームの送信数です。

トランザクションは、指定した期間(フラッシュバッファ時間 + リバースレプリケーション時間)、バッファに残ります。 デフォルトでは、トランザクション数がトランザクションレポートに反映されるまで、約 90 秒かかります。

PDF フォームの送信、エージェント UI によるインタラクティブ通信のプレビュー、非標準のフォーム送信方法の使用などのアクションは、トランザクションとしては考慮されません。 AEM Forms は、このようなトランザクションを記録する API を提供します。 カスタム実装から API を呼び出して、トランザクションを記録します。

オーサーインスタンスでトランザクションレポートを表示している場合は、すべてのパブリッシュインスタンスでリバースレプリケーションが設定されていることを確認します。

トランザクションレポートについて詳しくは、こちらをクリックしてください

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