アダプティブフォームワークフローでのワークフローコメントの取得 capturing-workflow-comments-in-adaptive-forms-workflow
[AEM Forms 6.4 にのみ適用されます。AEM Forms 6.5 では、変数機能を使用してこのユースケースを実現してください。]
タスクレビュアーに入力されたコメントをメールに含める機能がよくリクエストされます。AEM Forms 6.4 では、ユーザーが入力したコメントを取得してメールに含めるメカニズムは標準では用意されていません。
この要件を満たすために、コメントを取得してワークフローメタデータプロパティとして保存するのに使用できるサンプルの OSGi バンドルが用意されています。
次のスクリーンショットは、AEM ワークフローでプロセスステップを使用してコメントを取得し、それをメタデータプロパティとして保存する方法を示しています。 このプロセスステップで使用する必要がある Java クラスの名前は、「Capture Workflow Comments」です。 コメントを保持するメタデータプロパティ名を渡す必要があります。 以下のスクリーンショットでは、managerComments が、コメントを保存するメタデータプロパティです。
お使いのシステムでこの機能をテストするには、次の手順に従ってください。
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Capture Workflow Comments を使用するようにワークフロー内のプロセスステップが設定されていることを確認します。
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SetValue バンドルをデプロイします。このバンドルには、コメントを取得してメタデータプロパティとして保存するサンプルコードが含まれています。
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この記事に関連するアセットをファイルシステムにダウンロードして解凍します。このアセットには、ワークフローモデルとサンプルのアダプティブフォームが含まれています。
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パッケージマネージャーを使用して 2 つの zip ファイルを AEM に読み込みます。
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フォームフィールドに入力し、フォームを送信します。
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インボックスからタスクを開き、フォームを送信します。 プロンプトが表示されたら、コメントを入力してください。
コメントは、AEM リポジトリ内の managerComments
という名前のメタデータプロパティに保存されます。 コメントを確認するには、crx に管理者としてログインします。 ワークフローインスタンスは、次のパスに保存されています。
/var/workflow/instances/server0
適切なワークフローインスタンスを選択し、metadata ノードで managerComments プロパティを確認します。