ページコンポーネント

ページコンポーネントは、ページのレンダリングを担う通常のコンポーネントです。新しいページコンポーネントを作成し、このページコンポーネントを新しいアダプティブフォームテンプレートに関連付けます。これにより、アダプティブフォームがこの特定のテンプレートに基づいている場合にのみ、コードが実行されるようになります。

ページコンポーネントの作成

ローカルクラウド対応の AEM Forms インスタンスにログインします。apps フォルダーの下に次の構造を作成します。
page-component

  1. ページフォルダーを右クリックし、cq:Component タイプの storeandfetch というノードを作成します。
  2. 変更内容を保存します。
  3. 次のプロパティを storeandfetch ノードに追加して保存します。
プロパティ名
プロパティタイプ
プロパティ値
componentGroup
文字列
hidden
jcr:description
文字列
アダプティブフォームテンプレートページのタイプ
jcr:title
文字列
アダプティブフォームテンプレートページ
sling:resourceSuperType
文字列
fd/af/components/page2/aftemplatedpage

/libs/fd/af/components/page2/aftemplatedpage/aftemplatedpage.jsp をコピーし、storeandfetch ノードの下にペーストします。aftemplatedpage.jsp の名前を storeandfetch.jsp に変更します。

storeandfetch.jsp を開いて、次の行を追加します。

<cq:include script="azureportal.jsp"/>

次の行の下に、上の行を追加します。

<cq:include script="fallbackLibrary.jsp"/>

最終的なコードは以下のようになります。

<cq:include script="fallbackLibrary.jsp"/>
<cq:include script="azureportal.jsp"/>

storeandfetch ノードの下に azureportal.jsp というファイルを作成し、
次のコードを azureportal.jsp にコピーして、変更内容を保存します。

<%@page session="false" %>
<%@include file="/libs/fd/af/components/guidesglobal.jsp" %>
<%@ page import="org.apache.commons.logging.Log" %>
<%@ page import="org.apache.commons.logging.LogFactory" %>
<%
    if(request.getParameter("guid")!=null) {
            logger.debug( "Got Guid in the request" );
            String BlobId = request.getParameter("guid");
            java.util.Map paraMap = new java.util.HashMap();
            paraMap.put("BlobId",BlobId);
            slingRequest.setAttribute("paramMap",paraMap);
    } else {
            logger.debug( "There is no Guid in the request " );
    }
%>

このコードでは、リクエストパラメーター guid の値を取得し、BlobId という変数に保存しています。この BlobId は、paramMap 属性を使用して Sling リクエストに渡されます。このコードが機能するには、Azure Storage でサポートされているフォームデータモデルに基づくフォームがあり、フォームデータモデルの読み取りサービスが BlobId というリクエスト属性にバインドされている(以下のスクリーンショットを参照)ことを前提としています。

fdm-request-attribute

次の手順

ページコンポーネントとテンプレートの関連付け

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