カスタム名前空間
カスタム名前空間を定義して AEM as a Cloud Service にデプロイする方法を説明します。
カスタム名前空間は、JCR プロパティの「:
」の前にあるオプション部分です。AEM では、次のようないくつかの名前空間を使用します。
jcr
(JCR システムプロパティの場合)cq
(AEM(旧称 Adobe CQ)プロパティの場合)dam
(DAM アセット固有の AEM プロパティの場合)dc
(Dublin Core プロパティの場合)
その他多数
名前空間を使用すると、プロパティの範囲と目的を示すことができます。カスタム名前空間(多くの場合、会社名)を作成すると、AEM 実装に固有のノードやプロパティを明確に識別し、自社のビジネスに固有のデータを含めることができます。
カスタム名前空間は、Sling リポジトリ初期化(repoinit)スクリプトで管理され、OSGi 設定として AEM as a Cloud Service にデプロイされて AEM プロジェクトの ui.config
プロジェクトに追加されます。
リソース
コード
次のコードを使用して、wknd
名前空間を設定します。
RepositoryInitializer OSGi 設定
/ui.config/src/main/content/jcr_root/apps/wknd-examples/osgiconfig/config/org.apache.sling.jcr.repoinit.RepositoryInitializer~wknd-examples-namespaces.cfg.json
{
"scripts": [
"register namespace (wknd) https://site.wknd/1.0"
]
}
これにより、register namespace
命令の後の最初のパラメーターとして示される wknd
名前空間を使用したカスタムプロパティを AEM で使用できるようになります。より詳細なスクリプト定義については、Sling リポジトリ初期化(repoinit)のドキュメントで取り上げている例を確認してください。
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