Dispatcher ツールのデバッグ
Dispatcher ツールは、コンテナ化された Apache web サーバー環境を提供します。この環境を使用して、AEM as a Cloud Services の AEM パブリッシュサービスの Dispatcher をローカルでシミュレートできます。
Dispatcher ツールのログとキャッシュコンテンツのデバッグは、エンドツーエンドの AEM アプリケーションと、サポートするキャッシュおよびセキュリティ設定が正しいことを確認するために不可欠です。
NOTE
Dispatcher ツールはコンテナベースなので、再起動するたびに、以前のログとキャッシュの内容が破棄されます。
Dispatcher ツールのログ
Dispatcher ツールのログは、stdout
または bin/docker_run
コマンドを介して利用できます。詳細については、/etc/https/logs
の Docker コンテナで利用できます。
Dispatcher ツールの Docker コンテナのログに直接アクセスする方法については、Dispatcher のログを参照してください。
Dispatcher ツールのキャッシュ
Docker コンテナ内のログへのアクセス
Dispatcher のキャッシュは、 /mnt/var/www/html
の Docker コンテナ内で直接アクセスできます。
$ docker ps
# locate the CONTAINER ID associated with "adobe/aem-ethos/dispatcher-publisher" IMAGE
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
46127c9d7081 adobe/aem-ethos/dispatcher-publish:2.0.23 "/docker_entrypoint.…" 6 seconds ago Up 5 seconds 0.0.0.0:8080->80/tcp wonderful_merkle
$ docker exec -it <CONTAINER ID> /bin/sh
/ #
/ # cd /mnt/var/www/html
# When finished viewing the cache, exit the Docker container's shell
/# exit
Docker ログのローカルファイルシステムへのコピー
Dispatcher のログは、お気に入りのツールを使用して検査するために、/mnt/var/www/html
の Docker コンテナからローカルファイルシステムにコピーできます。これはその時点でのコピーであり、キャッシュに対するリアルタイムのアップデートは提供されません。
$ docker ps
# locate the CONTAINER ID associated with "adobe/aem-ethos/dispatcher-publisher" IMAGE
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
46127c9d7081 adobe/aem-ethos/dispatcher-publish:2.0.23 "/docker_entrypoint.…" 6 seconds ago Up 5 seconds 0.0.0.0:8080->80/tcp wonderful_ira
$ docker cp -L <CONTAINER ID>:/mnt/var/www/html cache
$ cd cache
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