AEM オーサー
- 適用対象:
- Experience Manager as a Cloud Service
- トピック:
- 開発者用ツール
作成対象:
- 中級
- 開発者
AEM オーサーは、提供するコンテンツが非常に動的で、権限に影響を受けやすい性質を持つので、キャッシュに制限があります。通常、AEM オーサーのキャッシュをカスタマイズすることは推奨しません。代わりに、アドビが提供するキャッシュ設定を利用して、パフォーマンスを高めることをお勧めします。
AEM オーサー上のキャッシュをカスタマイズすることはお勧めできません。AEM オーサーにはアドビが管理する CDN がありますが、AEM Dispatcher はないことを理解しておくと役立ちます。AEM Dispatcher を持たないので、AEM オーサーではすべての AEM Dispatcher 設定が無視されることに注意してください。
CDN
AEM オーサーサービスは CDN を使用しますが、その目的は製品リソースの配信を強化することです。広範囲に設定せずに、そのまま作動させてください。
AEM オーサー CDN は、エンドユーザー(通常はマーケターやコンテンツ作成者)と AEM オーサーの間に配置されます。オーサリングされたコンテンツではなく、AEM オーサリングエクスペリエンスを強化する静的アセットなどの、不変ファイルをキャッシュします。
AEM オーサーの CDN は、永続クエリのカスタマイズ可能な TTL や、カスタムクライアントライブラリの長い TTL など、参考となるいくつかのタイプのリソースをキャッシュします。
デフォルトのキャッシュの有効期間
次の顧客向けリソースは AEM オーサー CDN によってキャッシュされ、デフォルトのキャッシュ有効期間は次のとおりです。
コンテンツタイプ | デフォルトの CDN キャッシュの有効期間 |
---|---|
永続クエリ(JSON) | 1 分 |
クライアントライブラリ(JS/CSS) | 30 日 |
その他すべて | キャッシュなし |
AEM Dispatcher
AEM オーサーサービスは AEM Dispatcher を含まず、CDN のみを使用してキャッシュを行います。
Experience Manager
- 概要
- プレイリスト
- AEM as a Cloud Service の概要
- Experience Cloud との統合
- 基盤となる技術
- Edge Delivery Services
- Cloud Manager
- ローカル開発環境の設定
- 開発
- AEM のデバッグ
- パーソナライゼーション
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- コンテンツ配信
- キャッシュ
- AEM へのアクセス
- 認証
- 高度なネットワーク
- セキュリティ
- AEM イベンティング
- 移行
- コンテンツフラグメント
- Forms
- Forms as a Cloud Service 向けの開発
- アダプティブフォームの作成
- ヘッドレスフォームを使用したカスタム送信サービス
- アドレスブロックコンポーネントの作成
- クリック可能な画像コンポーネントの作成
- AEM Forms と Analytics
- 国ドロップダウンコンポーネントの作成
- ボタンのバリエーションの作成
- 垂直タブの使用
- Output と Forms サービスの使用
- AEM Forms CS でのドキュメント生成
- Forms Document Services API の使用
- Batch API を使用したドキュメント生成
- Forms CS での PDF 操作
- Blob インデックスタグを使用したフォーム送信の保存
- コアコンポーネントベースのフォームの事前入力
- Azure Portal ストレージ
- フォーム入力の保存と再開
- レビューワークフローの作成
- Acrobat Sign と AEM Forms の連携
- Microsoft Power Automate との統合
- Microsoft Dynamics との統合
- Salesforce との統合
- OneDrive と SharePoint にフォーム送信を保存
- Asset Compute の拡張性
- 複数のステップから成るチュートリアル
- エキスパートリソース