マップ エディタのその他の機能 id1942D0T0HUI
マップ エディタの一般的な機能の一部を次に示します。
主要な参照の解決 id176GD01H05Z
DITA コンテンツキー参照、または conkeyref
は、あるトピックから別のトピックにコンテンツの一部を挿入するメカニズムです。 このメカニズムでは、再利用するコンテンツを見つけるために、ダイレクトコンテンツ参照のメカニズムではなくキーを使用します。 DITA での直接参照と間接参照の詳細については、「OASIS DITA Language Specification」の DITA addressing を参照してください。
DITA トピックに関連するキー参照がある場合は、トピックをプレビュー、編集、またはレビューする前に解決する必要があります。
キー参照は、次の優先順位で設定されたルート マップに基づいて解決されます。
- ユーザーの環境設定
- マップ ビューパネル
- フォルダープロファイル
ユーザーの環境設定で選択したルートマップが、キー参照の解決で最も優先され、次にマップビューパネルとフォルダープロファイルルートマップが選択されます。 したがって、ユーザ環境設定でマップが設定されていない場合は、マップ ビューパネルで開いたマップが使用されます。 [ マップ ビュー ] パネルでマップが開かれていない場合、フォルダ プロファイルのマップ セットを使用してキー参照が解決されます。
キー参照は、DITA マップファイルまたは別個の DITA ファイルに保存できます。 Experience Manager Guidesでは、プロジェクトレベルまたはセッションレベルで主要な参照を指定できます。 ユーザーセッション用にルートマップが既に定義されている場合は、キーの解決に使用されます。 それ以外の場合は、そのフォルダーのデフォルトのルートマップが使用されます。 デフォルトのルートマップが設定されていない場合、見つからないキー参照がユーザーに対してハイライト表示されます。
次の場所で使用する DITA マップを定義して、DITA トピック内のキー参照を解決する方法はいくつかあります。
プロジェクトプロパティ - プロジェクトを作成する際にキー参照を解決するためのルートマップを「プロジェクトプロパティ」セクションで定義できます。
このルートマップは、そのプロジェクトに関連付けられたすべてのアセット\(フォルダーとサブフォルダー\)に適用されます。 複数のプロジェクトで参照されるコンテンツの場合、プロジェクトのアルファベット順のリストが維持され、最初のプロジェクトに関連付けられたデフォルトのルートマップが使用されます。 キー参照の解決に使用する DITA マップをリストから選択することもできます。
トピックのプレビュー - トピックのプレビューモードで、ツールバーの「キー解像度」アイコンを選択し、キー参照に使用する DITA ファイルを選択します。
トピック編集ビュー - DITA トピックの編集時に「キー解決」アイコンを選択し、キー参照の解決に使用する DITA ファイルを選択します。
ナビゲーション参照の追加
navref
要素は、別の DITA マップからのナビゲーション参照を含めるために DITA マップ内で使用されます。 これにより、作成者は、参照されるマップの実際のコンテンツを出力に結合することなく、共有メニューやリンクなどのナビゲーション構造を再利用できます。
navref
要素は、マップ構造内のナビゲーションのみを目的としています。 生成された DITA マップ出力には影響せず、マップビュー、レポート、ベースライン、翻訳、プレビューでの処理および表示から除外されます。マップにナビゲーション参照を追加するには、次の手順を実行します。
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ナビゲーション参照を追加する DITA マップファイルを開きます。
マップ エディタにマップ ファイルが表示されます。
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オーサービューに切り替え、ナビゲーション参照の有効な場所にカーソルを置きます。
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ツールバーの「要素」オプションを選択します。
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要素を挿入 ダイアログで、「navref」を選択します。
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パスを選択 ダイアログが表示されます。 ナビゲーション参照としてマップに含めるマップ ファイルを選択し、[選択] を選択します。
選択したマップ ファイルのナビゲーション参照が指定した場所に追加されます。 また、参照マップのタイトルは、オーサービューとレイアウトビューの両方に表示されます。
オーサービュー
レイアウトビュー
親トピック: マップ エディタの概要