Dispatcher の設定 id213BCM0M05U

AEM オーサーインスタンス上のDispatcherをAEM Guidesと共に使用する場合は、さらに次の設定を行って設定を完了する必要があります。

NOTE
Dispatcher は、Adobe Experience Manager のキャッシュやロードバランシングを管理するツールです。Dispatcherの使用について詳しくは、Dispatcherの概要を参照してください。

URL で AllowEncodedSlashes を有効にする

AEM Dispatcher の設定では、エンコードされたスラッシュを含む URL はデフォルトでは有効になっていませんが、AEM Guidesで作業する際にこれを有効にする必要があります。 これを行うには、次のスニペットに示すように、Apache 設定で AllowEncodedSlashes パラメーターを「オン」に設定する必要があります。

<VirtualHost *:80>
                ServerName www.geometrixx-outdoors.com
                **AllowEncodedSlashes On**
                <Directory />
                <IfModule disp_apache2.c>
                SetHandler dispatcher-handler
                </IfModule>
                Options FollowSymLinks
                AllowOverride None
                </Directory>
                </VirtualHost>

DITA の mime.types ファイルの設定

AEM GuidesでDispatcherを使用する場合、作成者がコンテンツを予想どおりに表示できるように、DITA マップとトピックファイルがHTMLとしてレンダリングされるようにする必要があります(生のテキスト形式ではなく\)。

mime.types ファイルを更新するには、次の手順を実行します。

  1. SSH を使用してDispatcher サーバーに接続し、httpd.conf ファイルを参照します。

  2. 「mime.types」ファイルのパスを確認します。

  3. mime.types ファイルを開き、「text/html」を検索します。 「text/html」のデフォルトのマッピングは次のとおりです。

    text/html html htm

  4. ditamap および dita 拡張機能を次のように追加して、マッピングを更新します。

    text/html html htm ditamap dita

  5. ファイルを保存して閉じます。

この設定の更新により、Dispatcherでレンダリングされた DITA マップおよびトピックファイルがAssets UI にHTMLとして表示されるようになります。

ユーザーの環境設定リクエストの URL を許可

AEM GuidesでDispatcherを使用する際に、オーサーインスタンスに Dispatcher が前面にある場合は、次の 2 つの変更を行います。

  • POSTリクエストの URL を許可リストに登録します。 サンプルの「/filters」ルールを以下に示します。このルールを Dispatcher 設定ファイルに追加します。
/xxxx {/type "allow" /method "POST" /url "/home/users/*/preferences"}
  • URL パターン「/libs/cq/security/userinfo.json」がオーサー Dispatcher にキャッシュされないので、author_dispatcher.any にルール\(以下のように)を追加します。
/xxxx {
                /glob "/libs/cq/security/userinfo.json"
                /type "deny"
                }

親トピック: ダウンロードとインストール

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