既存の DITA コンテンツのアップロード id176FF000JUI
ほとんどの場合、AEM Guidesで使用する既存の DITA コンテンツのリポジトリがあります。 このような既存のコンテンツの場合、Adobe Experience Manager as a Cloud Service Assetsへのデジタルアセットの追加で説明されている、サポートされている任意の方法を使用することができます。
UUID ファイル名パターンの設定
コンテンツを読み込む場合、ファイル名が UUID に基づいている必要はありません。 UUID ベースのファイル名を使用するシステムでは、元のファイル名ではなく、すべてのファイルを UUID を使用して参照する必要があります。 読み込んだファイルが UUID ベースのファイル名を持たない場合は、そのファイルプロパティに UUID を追加するようにシステムを設定できます。 次に、この UUID は、そのようなファイルを参照するために使用されます。UUID は、ファイルの命名には使用されません。
設定の上書きの手順に従って、設定ファイルを作成します。 UUID ファイルパターンを設定するには、設定ファイルで、次の\(property\)の詳細を指定します。
com.adobe.fmdita.config.ConfigManager
uuid.regex
ファイルが指定されたパターンに従わない場合、UUID がファイルのプロパティに追加され、ファイルへのすべての参照が UUID がファイルに割り当てられて更新されます。
デフォルト値:
"^GUID-(?<id>.*)"
curl コマンドの使用
また、curl コマンドを使用して、DAM へのフォルダーの作成、ファイルのアップロード、アップロードされたコンテンツへのメタデータの追加を行うこともできます。
フォルダーの作成
次のコマンドを実行して、AEM リポジトリにフォルダーを作成します。
curl --user <username>:<password> --data jcr:primaryType=sling:Folder "<server folder path>"
フォルダーを作成するには、次のパラメーターを指定します。
-
<username>:<passowrd>
:AEM リポジトリにアクセスするためのユーザー名とパスワードを指定します。 このユーザーには、フォルダー作成権限が必要です。 -
jcr:primaryType=sling:Folder
:このパラメーター そのまま を指定して、フォルダータイプのリソースを作成します。 -
<server folder path>
:AEM リポジトリに作成する新しいフォルダーの名前を含む、完全なフォルダーパス。 例えば、パスをhttp://192.168.1.1:4502/content/dam/projects/AEM-Guides
として指定した場合、フォルダーAEM-Guides
は DAM のprojects
フォルダー内に作成されます。
ファイルのアップロード
次のコマンドを実行して、AEM リポジトリにファイルをアップロードします。
curl --user <username>:<password> -T "<local file path>" "<server folder path>"
次のパラメーターを指定して、ファイルをアップロードします。
-
<username>:<passowrd>
:AEM リポジトリにアクセスするためのユーザー名とパスワードを指定します。 このユーザーには、server folder path
に対する書き込み権限が必要です。 -
local file path
:アップロードするローカルシステム上の完全ファイルパス。 -
<server folder path>
:ファイルをアップロードするAEM サーバー上のフォルダーパスを入力します。
メタデータを追加
次のコマンドを実行して、ファイルにメタデータを追加します。
curl --user <username>:<password> -F<attribute name>=<value> <metadata node path>
メタデータ情報を追加するには、次のパラメーターを指定します。
-
<username>:<passowrd>
:AEM リポジトリにアクセスするためのユーザー名とパスワードを指定します。 このユーザーには、metadata node path
に対する書き込み権限が必要です。 -
-F<attribute name>=<value>
:<attribute name>
は、audience
などのメタデータ属性の名前で、<value>
はinternal
にすることができます。 複数の属性の名前と値のペアをスペースで区切って指定できます。 -
<metadata node path>
:ファイル名とそのメタデータノードを含む完全なフォルダーパス。 例えば、パスにhttp://192.168.1.1:4502/content/dam/projects/AEM-Guides/intro.xml/jcr:content/metadata
を指定した場合、指定したメタデータ情報がファイルに設定intro.xml
れます。
親トピック: 既存のコンテンツを移行