有効なファイル名文字に対して正規表現を設定 id214BD0550E8

AEM Guides 3.8 リリース以降、管理者は、ファイル名で使用できる有効な特殊文字のリストを定義できます。 以前のリリースでは、@$> などの特殊文字を含むファイル名を定義できていました。 これらの特殊文字により、DITA マップダッシュボードからトピックを開く際や、目次のトピックのリンクをクリックする際に問題が発生しました。この特殊文字を使用すると、URL に特殊文字が含まれているのでページが開かないことがありました。

有効なファイル名文字の正規表現を定義できる設定を使用すると、システム内でのファイルの命名方法を完全に制御できます。 ファイル名に使用できる特殊文字のリストを定義できます。 デフォルトでは、有効なファイル名設定には「a-z A-Z 0-9 - _」が含まれています。 新しいファイルを作成する際、ファイルのタイトルには任意の特殊文字を使用できますが、内部的には、ファイル名では「-」に置き換えられます。 例えば、ファイルのタイトルを「Introduction 1」または「Introduction@1」とすることができ、これらの場合に生成される対応するファイル名は「Introduction-1」になります。

有効な文字のリストを定義する場合、これらの文字「*/:[\]|#%{}?&<>"/+」は常に「-」に置き換えられることに注意してください。

有効な特殊文字リストを設定しないと、ファイル作成プロセスで予期しない結果が生じる場合があります。 このようなエラーを回避するには、この設定を変更することを強くお勧めします。

​ 設定の上書き ​ の手順に従って、設定ファイルを作成します。 設定ファイルで、有効なファイル名文字に対して正規表現を設定するために、次の\(property\)の詳細を指定します。

PID
プロパティキー
プロパティの値
com.adobe.fmdita.xmleditor.config.XmlEditorConfig
valid.characters
値は正規表現パターンです。 3 つの基本文字が必要で、リストはハイフン\(– \)で始める必要があります。
デフォルト値:[-a-zA-Z0-9_]
NOTE
有効なファイル名文字のリストと同様に、AEM Site 出力の有効なファイル名文字のリストも指定できます。 詳しくは、AEM サイト出力に有効なファイル名を設定する ​ を参照してください。

親トピック:​ ファイル名の設定 ​

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