API 統合を使用した Salesforce リードオブジェクトの作成

このユースケースでは、API 統合を使用して Salesforce でリードを作成する方法について説明します。プロセスを完了すると、次のことができるようになります。

Salesforce で接続済みアプリケーションを設定し、安全な API アクセスを有効にする。

CORS (クロスオリジンリソース共有)を設定して、web ブラウザーで実行されるコード(JavaScript など)が特定のオリジンから Salesforce と通信できるようにし、次に示すように、そのオリジンを許可リストに追加する

CORS

接続済みアプリケーションの設定

接続済みアプリケーションでは、次の設定が使用されます。要件に応じて、OAuth 範囲を割り当てることができます。
接続済みアプリケーションの設定

API 統合を作成

名前
API URL
https://<your-domain>d.my.salesforce.com/services/data/v32.0/sobjects/Lead
クライアント ID
接続済みアプリケーションに固有
クライアントの秘密鍵
接続済みアプリケーションに固有
OAuth URL
https://login.salesforce.com/services/oauth2/authorize
トークン URL にアクセス
https://<your-domain>/services/oauth2/token
更新トークン URL
https://<your-domain>/services/oauth2/token
認証範囲
api chatter_api full id openid refresh_token visualforce web
認証ヘッダー
認証 Bearer

API 統合

入力および出力パラメーター

次の JSON を使用して、API 呼び出しの入力パラメーターを定義し、出力パラメーターをマッピングします

{
    "id": "00QKY000001LyJR2A0",
    "success": true
}

入力および出力

フォームの作成

次に示すように、ユニバーサルエディターを使用してシンプルなアダプティブフォームを作成し、リードオブジェクトの詳細をキャプチャします
リードオブジェクトフォーム

ルールエディターを使用して、「リードを作成」チェックボックスのクリックイベントを処理します。次に示すように、入力パラメーターを適切なフォームオブジェクトの値にマッピングします。新しく作成したリードオブジェクトの ID を leadid TextField オブジェクトに表示します。
ルールエディター

統合のテスト

  • フォームをプレビューします
  • 意味のある値を入力します
  • Create Lead」チェックボックスをオンにして、API 呼び出しをトリガーします
  • 新しく作成したリードオブジェクトのリード ID が Lead ID テキストフィールドに表示されます。
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