JSON+LD メタデータ json-ld

このガイドでは、AEM CIF で JSON+LD 機能を有効にし検証する方法について説明します。

NOTE
この機能は実験段階です。

CIF 設定で JSON+LD を有効にする enabling

デフォルトでは、「JSON+LD を有効にする」チェックボックスは CIF 設定に表示されません。この機能を有効にするには、チェックボックスを表示するために必要な OSGi 設定がプロジェクトに含まれている必要があります。この設定により、ユーザーは製品ページで JSON+LD スクリプトのサポートを切り替えることができます。

CIF設定で「JSON+LD を有効にする」チェックボックスを使用可能にするには、次の OSGi 設定をプロジェクトに追加します。

com.adobe.cq.cif.components.models.JsonLdFeatureEnable

この設定の追加について詳しくは、パブリック aem-cif-guides-venia リポジトリの Json-Ld の設定を追加を参照してください。

この設定を追加して展開すると、CIF の設定にチェックボックスが表示されます。JSON+LD を有効にする手順は次のとおりです。

  1. AEM の CIF 設定に移動します。
  2. 継承をキャンセルします。
  3. JSON+LD を有効にする」チェックボックスをオンにします。
  4. 設定を保存します。

製品詳細ページ(PDP)での JSON+LD の検証 verify

JSON+LD を検証する手順を説明するために、必要な JSON+LD 設定が既に追加されている場合の例として、Venia プロジェクトを使用して機能を有効にします。手順は次のとおりです。

  1. ローカルのAEM インスタンスに移動し、製品詳細ページ(PDP)を開きます。http://localhost:4502/editor.html/content/venia/us/en/products/product-page.html
  2. 製品詳細ページ(PDP)で製品を作成します。
  3. 公開として表示 ​モードに切り替えます。
  4. ブラウザーで​ ページソースを表示 ​を開きます。
  5. ページソースで JSON+LD を検索します。

正しく設定されている場合は、製品に関連付けられた JSON + LD スクリプトがページに挿入されます。

製品の JSON+LD 構造のサンプル sample

以下は、Venia プロジェクトの PDP ページで作成された、Agatha Skirt の JSON+LD 構造の例です。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "http://schema.org",
  "@type": "Product",
  "sku": "VSK05",
  "name": "Agatha Skirt",
  "image": "https://mcstaging.catalogservice4commerce.fun/media/catalog/product/cache/926ea6fc2ad48a7202ff4587b6c2768e/v/s/vsk05-pe_main_2.jpg",
  "description": "The Agatha Skirt has a large circumference that lends itself to all sorts of drama...",
  "@id": "product-ef4fa1dc72",
  "offers": [
    {
      "@type": "Offer",
      "sku": "VSK05-KH-S",
      "url": "/content/venia/us/en/products/product-page.html/agatha-skirt.html",
      "priceCurrency": "USD",
      "price": 78.0
    },
    {
      "@type": "Offer",
      "sku": "VSK05-RN-XS",
      "availability": "InStock",
      "priceSpecification": {
        "@type": "UnitPriceSpecification",
        "priceType": "https://schema.org/ListPrice",
        "price": 18.0,
        "priceCurrency": "USD"
      },
      "price": 46.0
    }
  ]
}
</script>

JSON+LD 属性の GraphQL へのマッピング mapping

JSON+LD 属性は AEM CIF の GraphQL クエリにマッピングでき、構造化データは GraphQL で取得された製品情報を動的に反映します。

製品マッピングの例 example

JSON+LD 属性
Magento GraphQL 属性
必須(Y/N)
SKU
SKU
N
offers.url
Custom Logic
N
offers.SpecialPricedate
special_to_date
N
offers.sku
SKU
N
offers.priceSpecification.priceCurrency
currency
Y
offers.priceSpecification.price
regular_price
N
offers.priceCurrency
currency
Y
offers.price
special_price
Y
offers.image
media_gallery.url
N
offers.availability
stock_status
N
name
name
Y
画像
media_gallery.url
Y
description
description
N
aggregateRating.reviewCount
review_count
N
aggregateRating.ratingValue
rating_summary
N
@id
id
N

このマッピングにより、GraphQL クエリを使用して取得した製品データに基づいて、JSON+LD スクリプトが動的に入力されます。

JSON+LD 構造をテストするには、 リッチ結果テスト - Google検索コンソールを使用します。 このツールは、必要な属性が存在するか見つからないかなど、詳細なフィードバックを提供し、構造化データが正しく実装されていることを確認するのに役立ちます。

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