ユーザーと役割の追加 add-users-and-roles

Cloud Manager の多くの機能には、使用するための特定の権限が必要です。例えば、プログラムの主要業績評価指標(KPI)を設定できるのは、特定のユーザーだけです。これらの権限は、論理的にグループ化されて役割になります。

Cloud Manager では、現在、特定の機能を使用できるかどうかを制御する次の 4 つのユーザー役割を定義しています。

  • ビジネスオーナー
  • プログラムマネージャー
  • デプロイメントマネージャー
  • 開発者
NOTE
Cloud Manager を使用するには、Adobe ID と Adobe Managed Services 製品コンテキストが必要です。

役割の定義 role-definitions

次の表に、Cloud Manager の役割の概要を示します。

Cloud Manager の役割
説明
ビジネスオーナー
KPI の定義、実稼動デプロイメントの承認、必要に応じて重要な 3 層エラーのオーバーライドを担当します。
プログラムマネージャー
Cloud Manager を使用して、チームの設定を実行、ステータスを確認、KPI を表示し、必要に応じて重要な 3 層エラーを承認できます。
デプロイメントマネージャー
デプロイメント操作を管理し、Cloud Manager を使用してステージングおよび実稼動デプロイメントを実行、CI/CD パイプラインを編集、必要に応じて重要な 3 層エラーを承認します。また、Git リポジトリにもアクセスできます。
開発者
カスタムアプリケーションコードの開発およびテストを担当し、主に Cloud Manager を使用してデプロイメントステータスを表示し、コードコミットの Git リポジトリにアクセスできます。
カスタマーサクセスエンジニア
CSE は AMS のお客様のカスタマーサクセスを全般的にサポートします。CSE 管理が必要なデプロイメントを実行するために、Cloud Manager を操作します。
コンテンツ作成者
通常、Cloud Manager を使用しませんが、Cloud Manager プログラムスイッチャーを使用して AEM にアクセスすることができます。
NOTE
Admin Console の開発者ペルソナは、Cloud Manager のデベロッパーの役割とは無関係です。

Admin Console を使用したプロファイルの作成 using-admin-console-to-create-a-profile

Cloud Manager の役割は、Admin Console から管理されます。特定の役割のメンバーシップは、Admin Console でユーザーを Cloud Manager 製品プロファイルに追加することで提供されます。

Admin Console では、組織全体にわたるアドビ製品の使用権限を一元的に管理できます。Adobe Admin Console について詳しくは、Admin Console を参照してください。

管理者は、AEM Managed Services 製品コンテキストの下に新しい製品プロファイルを作成し、Cloud Manager ユーザー(4 つの Cloud Manager の役割に対応)に役割ベースの権限を割り当てる必要があります。

  • ビジネスオーナー
  • デプロイメントマネージャー
  • 開発者
  • プログラムマネージャー

Admin Console を使用して、これらの製品プロファイルにユーザーやグループを作成または追加できます。

  1. Admin Console(https://adminconsole.adobe.com)にログインします。

  2. 概要」タブをクリックし、編集する製品を​ 製品とサービス ​カードでクリックします。該当する製品がリストにない場合は、「製品」タブをクリックして製品を検索し、クリックします。

    Admin Console の「概要」タブ

  3. 製品」タブで、製品プロファイルにユーザー/グループを追加する環境をクリックします。

    Admin Console の「製品」タブ

  4. 製品プロファイル」タブで、「新規プロファイル」をクリックして新しいプロファイルを追加します。

    新しいプロファイル

  5. Cloud Manager の新しい役割を設定するための情報を入力します。

    • プロファイル名 - プロファイル名 ​は任意の名前を指定できますが、混乱を避けるために、推奨プロファイル名 ​列の値を使用することをお勧めします。
    • 表示名 - 「表示名」は、Cloud Manager で定義されている技術値(以下の表を参照)にする必要があります。
    • 権限グループ - プロファイルの権限グループを選択できます(常に使用可能とは限りません)。

    新規プロファイルの作成

    table 0-row-3 1-row-3 2-row-3 3-row-3 4-row-3
    役割 表示名(必須) 推奨プロファイル名
    ビジネスオーナー CM_BUSINESS_OWNER_ROLE_PROFILE Cloud Manager - ビジネスオーナーの役割
    デプロイメントマネージャー CM_DEPLOYMENT_MANAGER_ROLE_PROFILE Cloud Manager - デプロイメントマネージャーの役割
    開発者 CM_DEVELOPER_ROLE_PROFILE Cloud Manager - デベロッパーの役割
    プログラムマネージャー CM_PROGRAM_MANAGER_ROLE_PROFILE Cloud Manager - プログラムマネージャーの役割
  6. 完了」をクリックして、新しいプロファイルを保存します。

ユーザーまたはユーザーグループへのプロファイルの割り当て assign-profiles

製品プロファイルを作成したら、それにユーザーまたはユーザーグループを割り当てることができます。

  1. Admin Console(https://adminconsole.adobe.com)にログインします。

  2. Admin Console で、「ユーザー」タブを選択します。

    「ユーザー」タブ

  3. 左側のナビゲーションパネルで「ユーザー」をクリックして、ユーザーをクリックして変更します。

  4. 製品」セクションの省略記号ボタンをクリックし、「編集」を選択します。

    ユーザーの編集

  5. 製品とユーザーグループの編集 ​ダイアログボックスで、「+」ボタンをクリックし、ユーザーに割り当てるプロファイルを選択します。

    • ユーザーが役割に既に割り当てられている場合、「+」ボタンは編集ボタン(鉛筆)になりますが、同じように機能します。

    製品とユーザーグループの編集

  6. 保存」をクリックして、プロファイルをユーザーに保存します。

同じ手順を繰り返して、プロファイルをユーザーグループに割り当てますが、「ユーザー」タブの左側のナビゲーションパネルから「ユーザーグループ」を選択します。ユーザーグループをクリックし、「割り当てられた製品プロファイル」タブを選択し、「製品プロファイルを割り当て」をクリックしてプロファイルを割り当てます。

グループへのプロファイルの割り当て

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