バルクエディター the-bulk-editor
バルクエディターを使用すると、以下のことができるので、視覚的なページコンテンツが不要な場合に効率的な編集が可能になります。
- 複数のページからコンテンツを検索(および表示)。これは GQL(Google Query Language)を使用して行います。
- そのコンテンツをバルクエディターで直接編集。
- 変更を(元のページに)保存。
- このコンテンツをタブ区切り(.tsv)スプレッドシートファイルに書き出し。
この節では、ツール コンソールでバルクエディターを使用する方法について説明します。通常、管理者はバルクエディターを使用して複数の項目を検索および編集します。これを行うには、GQL クエリを使用してテーブルに値を入力してから、作業対象のコンテンツ項目を選択します。作成者は通常、製品リストコンポーネントからアクセスできる、カスタマイズされたバルクエディターアプリケーションの一部としてバルクエディターを使用します。
バルクエディターの使用例 example-use-case-for-the-bulk-editor
例えば、特定のサーベイに回答したユーザーの名前とメールアドレスのすべてが必要な場合は、バルクエディターでその情報を提供して、スプレッドシートに書き出すことができます。
このようなユースケースを紹介する例が Geometrixx web サイトにあります。
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サポート ページに移動し、カスタマーサービス満足度 サーベイに移動します。
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フォームの開始 段落を 編集 します。ダイアログボックスで「詳細」タブをクリックし、「アクションの設定」を展開して、「データを表示…」をクリックします。
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バルクエディターは完全にカスタマイズ可能ですが、この例では、ユーザーはコンテンツの編集はできず、情報をスプレッドシートに書き出すことのみが可能です。
バルクエディターの使用方法 how-to-use-the-bulk-editor
バルクエディターでは、次の操作を実行できます。
コンテンツの検索と編集 searching-and-editing-content
バルクエディターを使用して複数の項目を同時に編集するには:
- ツール コンソールで、インポーター フォルダーをクリックして展開します。
- 「バルクエディター」をダブルクリックします。
- 選択要件を入力します。
例:
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「検索」をクリックします。バルクエディターに結果が表示されます。
前述の例では、指定した検索条件を満たすすべてのページが返され、リクエストした列で表示されます。 -
セルをダブルクリックすると、変更を加えることができます。
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「保存」をクリックして変更を保存します(「保存」ボタンは、セルの編集後に有効になります)。
note caution CAUTION ここで行った変更は、リポジトリコンテンツ(「パス」で参照されているページなど)に書き込まれます。
その他の GQL クエリパラメーター additional-gql-query-parameters
- path: このパスの下のノードのみを検索します。path プレフィックスで複数の用語を指定した場合は、最後の用語のみが考慮されます。
- type: 指定したノードタイプのノードのみを返します。これには、primary や mixin などのタイプが含まれます。複数のノードタイプをコンマで区切って指定できます。GQL は、指定したいずれかのタイプに該当するノードを返します。
- order: 指定したプロパティを基準として結果を並べます。複数のプロパティ名をコンマで区切って指定できます。結果を降順で並べるには、プロパティ名にマイナス記号のプレフィックスを付けます(例:order:-name)。プラス記号を使用すると、結果は昇順に戻ります。これはデフォルトでもあります。
- limit: 間隔を使用して結果の数を制限します(例:limit:10…20)。範囲はゼロベースであり、開始の値は含み、終了の値は除外されます。また、
interval:limit:10..
またはlimit:..20
を指定することもできます。
ドットを省略し、値を 1 つだけ指定した場合、GQL は最大でこの数の結果を返します。例えば、limit:10
と指定すると、最初の 10 個の結果が返されます。
コンテンツの書き出し exporting-content
必要に応じて、コンテンツを Excel スプレッドシートに書き出して変更を加えます。例えば、メーリングリストを書き出して、リストされているすべての電話番号の市外局番を Excel で直接変更したり、行を追加したりすることができます。
コンテンツを書き出すには:
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コンテンツの検索と編集の説明に従ってコンテンツを検索します。
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「書き出し」をクリックして、変更をタブ区切りの Excel スプレッドシートに書き出します。AEM WCM でファイルのダウンロード場所が確認されます。
note note NOTE デフォルトでは、変更は Windows-1252(CP-1252 とも呼ばれる)でエンコードされます。「UTF-8」をチェックすると、変更を UTF-8 で書き出すことができます。 -
場所を選択して、ファイルのダウンロードを確認します。
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ファイルをダウンロードしたら、Microsoft® Excel などのスプレッドシートプログラムから開くことができます。スプレッドシートプログラムにファイルが読み込まれ、スプレッドシート形式に変換されます。
コンテンツの読み込み importing-content
デフォルトでは、バルクエディターを開くと、読み込み機能は非表示になります。パラメーター hib=false
を URL に追加すれば、バルクエディターページに「読み込み」ボタンが表示されます。コンテンツは、任意のタブ区切り(.tsv
)ファイルから読み込むことがでめます。読み込みが正常に機能するには、列見出し(セルの最初の行)が、読み込み先のテーブルの列見出しと一致している必要があります。
コンテンツを読み込むには:
- バルクエディターを開きます。
- 例えば、次のような手順を実行して、
?hib=false
を URL に追加します。https://localhost:4502/etc/importers/bulkeditor.html?hib=false
- 「読み込み」をクリックします。
.tsv
ファイルを選択します。データがリポジトリーに読み込まれます。