カタログ作成機能 catalog-producer

AEM Assets のカタログ作成機能で、デジタルアセットを使用して製品カタログを生成する方法を学びます。

Adobe Experience Manager(AEM)Assets のカタログ作成機能を使用すると、InDesign アプリケーションから読み込んだ InDesign テンプレートを使用して、ブランドの製品のカタログを作成できます。InDesign テンプレートを読み込むには、まず AEM Assets を InDesign サーバーと統合します。

InDesign サーバーとの統合 integrating-with-indesign-server

統合プロセスの一部として、InDesign との統合に適した、DAM アセットの更新 ​ワークフローを設定します。さらに、InDesign サーバーのプロキシワーカーを設定します。詳しくは、AEM Assets と InDesign Server の統合を参照してください。

NOTE
AEM Assets に読み込む前に、InDesign ファイルから InDesign テンプレートを生成できます。詳しくは、ファイルとテンプレートを使用した作業を参照してください。
InDesign テンプレートの要素を XML タグにマッピングできます。マップされたタグは、カタログ作成機能で商品のプロパティをテンプレートのプロパティにマップした際に、プロパティとして表示されます。InDesign ファイル内の XML のタグ付けについて詳しくは、XML コンテンツのタグ付けを参照してください。
NOTE
InDesign ファイル(.indd)のみがテンプレートとして使用されます。拡張子が .indt のファイルはサポートされていません。

カタログの作成 creating-a-catalog

カタログ作成機能は、商品情報管理(PIM)データを使用して、テンプレートに表示される XML プロパティで製品プロパティをマッピングします。カタログを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Assets ユーザーインターフェイスから、AEM のロゴ ​をクリックして、Assets/カタログ ​に移動します。

  2. カタログ ​ページで、ツールバーの「作成」をクリックし、リストから「カタログ」を選択します。

  3. カタログを作成 ​ページで、カタログの名前と説明(オプション)を入力して、タグを指定します(ある場合)。また、カタログのサムネール画像を追加できます。

    カタログを作成

  4. 保存」をクリックします。カタログが作成されたことを示す確認ダイアログが表示されます。「完了」をクリックしてダイアログを閉じます。

  5. 作成したカタログを開くには、カタログ ​ページからそのカタログをクリックします。

    note note
    NOTE
    前述の手順で説明した確認ダイアログで「開く」をクリックしてカタログを開くこともできます。
  6. カタログにページを追加するには、ツールバーの「作成」をクリックして「新規ページ」オプションを選択します。

  7. ウィザードで、ページに使用する InDesign テンプレートを選択します。「次へ」をクリックします。

  8. ページの名前とオプションの説明を指定します。タグを指定します(ある場合)。

  9. ツールバーの「作成」をクリックします。ダイアログの「開く」をクリックします。製品のプロパティが左側のウィンドウに表示されます。InDesign テンプレートの定義済みプロパティが右側のウィンドウに表示されます。

  10. 左側のウィンドウから製品プロパティを InDesign テンプレートプロパティにドラッグして、それらの間のマッピングを作成します。

    ページがどのように表示されるかをリアルタイムで見るには、右側のウィンドウの「プレビュー」タブをクリックします。

  11. さらにページを作成するには、手順 6~9 を繰り返します。別の製品用に同様のページを作成するには、そのページを選択し、ツールバーの「類似したページを作成」アイコンをクリックします。

    類似したページを作成

    note note
    NOTE
    類似の構造を持つ製品に対してのみ、類似したページを作成できます。

    「追加」アイコンをクリックし、製品ピッカーから製品を選択して、ツールバーの「選択」をクリックします。

    select_product

  12. ツールバーで、「作成」をクリックします。「完了」をクリックしてダイアログを閉じます。類似したページがカタログに含まれます。

  13. 既存の InDesign ファイルをカタログに追加するには、ツールバーの「作成」をクリックして、「既存のページに追加」オプションを選択します。

  14. InDesign ファイルを選択して、ツールバーの「追加」をクリックします。「OK」をクリックして、ダイアログを閉じます。

    カタログページで参照している商品のメタデータを変更しても、その変更はカタログページに自動的には反映されません。カタログページが参照している商品画像に、参照元の商品のメタデータが最新でないことを示す、「更新されていません」というラベルのバナーが表示されます。

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    製品画像に最新のメタデータの変更内容が反映されるようにするには、カタログコンソールでページを選択し、ツールバーの「ページを更新」アイコンをクリックします。

    chlimage_1-118

    note note
    NOTE
    参照元の商品のメタデータを変更するには、製品コンソール(AEM のロゴCommerce製品)に移動し、商品を選択します。次に、ツールバーの「プロパティを表示」アイコンをクリックし、アセットのプロパティページでメタデータを編集します。
  15. カタログ内のページを並べ替えるには、ツールバーの「作成」アイコンをクリックし、メニューの「結合」を選択します。ウィザードの上部のカルーセルで、ページをドラッグして、ページの順序を並べ替えることができます。また、ページを削除することもできます。

  16. 次へ」をクリックします。既存の InDesign ファイルを表紙として追加するには、「表紙を選択」ボックスの横にある「参照」をクリックして、目的の表紙テンプレートのパスを指定します。

  17. 保存」をクリックし、次に「完了」をクリックして確認ダイアログを閉じます。
    完了」オプションを選択すると、.pdf レンディションを表示するかどうかを選択するダイアログボックスが開きます。
    pdf に書き出し
    「 Acrobat(PDF)」オプションが選択されている場合、indesign レンディションに加えて、pdf レンディションが /jcr:content/renditions に作成されます。ダウンロードダイアログの「レンディション」チェックボックスをオンにすると、すべてのレンディションをダウンロードできます。

  18. 作成したカタログのプレビューを生成するには、カタログ ​コンソールでカタログを選択し、ツールバーの​ プレビュー ​アイコンをクリックします。

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    カタログのページをプレビューで確認します。「閉じる」をクリックしてプレビューを閉じます。

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