6. セキュリティ設定のミス

すべてのソフトウェアを常に正しく設定した状態にしておくことは不可能です。しかし、アドビでは、できるだけ多くのガイダンスを提供し、設定をできるだけシンプルにするよう努めています。さらに、AEM に搭載されているセキュリティヘルスチェック機能により、一目でセキュリティ設定を監視できます。

詳しくは、セキュリティチェックリストを参照してください。セキュリティ強化の手順を段階的に説明します。

7. 安全でない暗号化データの保管

パスワードは暗号化ハッシュとしてユーザーノードに格納されます。デフォルトでは、このようなノードは管理者とユーザー自身だけが確認できます。

サードパーティの資格情報などのような重要な情報は、FIPS 140-2 認定を受けた暗号ライブラリを使用して、暗号化された形式で保存されます。

8. URL アクセス制限の失敗

リポジトリでは、アクセス制御エントリを使用して、特定のパスの特定のユーザーまたはグループに対して(JCR で指定された)詳細な権限を設定できます。アクセス制限はリポジトリによって適用されます。

9. 不十分なトランスポート層の保護

サーバー設定(例:HTTPS のみの使用)によって軽減されます。

10. 未検証のリダイレクトとフォワード

ユーザーが指定した宛先へのすべてのリダイレクトを内部の場所に制限することで軽減されます。

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