AEM 6.5 Forms サービスパックのインストール手順 aem-form-patch-installation-instructions
リリース情報
Experience Manager Forms 6.5 に含まれる内容
Adobe Experience Manager(AEM)Forms サービスパックには、お客様からリクエストされた主な機能強化、パフォーマンス、安定性、セキュリティの改善など、新機能およびアップグレードされた機能が含まれています。 最新の機能と改善を提供するために、AEM Forms リリースのサービスパックを定期的に用意しています。 テクノロジースタックに応じて次のいずれかのパスを選択し、お使いの環境にサービスパックをダウンロードしてインストールします。
- アドビは、6 回目のサービスパックごとに完全なインストーラーをリリースしています。 AEM 6.5 Forms サービスパック 18(6.5.18.0)は、最新の JEE 完全インストーラーです。 完全なインストーラーは新しいプラットフォームをサポートするのに対して、通常のサービスパックインストーラーには新機能、バグ修正、一般的な改善のみが含まれます。 新規インストールを実行する場合や、JEE 環境上の AEM 6.5 Forms の最新ソフトウェアを使用することを計画している場合は、AEM 6.5 Forms インストーラー(2019年4月8日(PT)にリリース)または AEM 6.5.12.0 Forms インストーラー(2022年3月3日(PT)にリリース)ではなく、JEE 上の AEM 6.5.18.0 Forms の完全なインストーラー(2023年8月31日(PT)にリリース)を使用することをお勧めします。 完全なインストーラーを使用した後、最新のサービスパックをインストールします。
- AEM 6.5 クイックスタートで使用できるアダプティブフォームなどの AEM Forms 機能は、探索と評価のみを目的としています。 実稼動環境で使用する場合は、AEM Forms の有効なライセンスを取得することが不可欠です。
JEE 環境の AEM Forms へのサービスパックのダウンロードおよびインストール download-and-install-for-jee-service-pack
- CRX リポジトリ、データベーススキーマ、GDS(グローバルドキュメントストレージ)をバックアップします。
- <AEM_forms_root>/deploy フォルダーをバックアップします。
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NOTE |
AEM サービスパックインストーラーを実行する前に、AEM のインストールディレクトリに対する書き込みアクセス権があることを確認します。 |
- AEM 6.5 Forms がインストールされているコンピューターに、Visual Studio 2015、2017、2019、2022 用の 64 ビット版の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードしてインストールします。
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NOTE |
最新バージョンの可用性を保証するには、前のバージョンがインストールされている場合でも、再頒布可能パッケージをインストールします。 |
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アプリケーションサーバーを停止します。
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AEM Forms on JEE サービスパックのインストーラーアーカイブ をハードドライブに抽出します。
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Windows
インストールメディアまたはハードディスク上にあるインストーラーのコピー先フォルダー内の適切なディレクトリに移動して、aemforms65_cfp_install.exe
ファイルをダブルクリックします。- (Windows 32 ビット)
Windows\Disk1\InstData\VM
- (Windows 64 ビット)
Windows_64Bit
\Disk1\InstData\VM
- (Windows 32 ビット)
-
Linux®
適切なディレクトリに移動し、シェルから./aem65_cfp_install.bin
と入力します。- (Linux®)
Linux/Disk1/InstData/NoVM
- (Linux®)
これにより、インストール手順を示すインストールウィザードが起動します。
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最初のパネルで 次へ をクリックします。
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インストールフォルダーを選択 画面で、表示されるデフォルトの場所が既存のインストール場所であることを確認するか、または 参照 をクリックして AEM Forms がインストールされている別のフォルダーを選択してから、次へ をクリックします。
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サービスパックの概要情報を読み、次へ をクリックします。
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プリインストールの概要情報を読み、インストール をクリックします。
-
インストールが完了したら、次へ をクリックして、インストールされたファイルに対して Quick Fix アップデートを適用します。
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[Windows のみ]: 次のいずれかのステップを実行します。
-
Configuration Manager を起動 オプションの選択を解除し、完了 をクリックします。
[aem-forms root]\configurationManager\bin
にある ConfigurationManager.bat ファイルを使用して Configuration Manager を実行します。 -
または、Configuration Manager を起動 オプションの選択を解除し、完了 をクリックします。 ConfigurationManager.exe または ConfigurationManager_IPv6.exe を使用して Configuration Manager を実行する前に、
<AEMForms_Install_Dir>\configurationManager\bin
ディレクトリに移動し、ConfigurationManager.lax と ConfigurationManager_IPV6.lax を最新の ConfigurationManager.lax ファイルと ConfigurationManager_IPV6.lax ファイルに置き換えて、これら 2 つのファイル内で axis-1.4.1.1.jar を検索し、axis-1.4.1.2.jar に置き換えます。note note NOTE - ConfigurationManager.bat ファイルの更新または置き換えを行うと、.lax ファイルを手動で更新する必要がなくなります。
-
-
**[UNIX ベース専用]:**Configuration Manager を起動 チェックボックスは、デフォルトで選択されています。 完了 をクリックして Configuration Manager をすぐに実行するか、Configuration Manager を後で実行するには、Configuration Manager を起動 オプションの選択を解除してから、完了 をクリックします。
[AEM_forms_root]/configurationManager/bin
ディレクトリ内の適切なスクリプトを使用して、後で Configuration Manager を起動することができます。 -
アプリケーションサーバーに応じて、以下のいずれかのドキュメントを選択し、AEM Forms の設定とデプロイ 節の指示に従ってください。
note note |
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NOTE |
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サーブレットフラグメントのダウンロードとインストール
-
フラグメントをダウンロードしていない場合は、ソフトウェア配布からダウンロードします。
-
アプリケーションサーバーを起動し、ログが安定するのを待ってから、バンドルの状態を確認します。
-
Web コンソールのバンドルを開きます。 デフォルトの URL は
http://[Server]:[Port]/system/console/bundles
です。 -
「インストール/更新」をクリックします。 ダウンロードしたフラグメント
org.apache.felix.http.servlet-api-1.2.0_fragment_full.jar
を選択します。 インストール または 更新 をクリックします。 アプリケーションサーバーが安定するまで待つ -
アプリケーションサーバーを停止します。
- インスタンスが更新モードの場合(インスタンスが以前のバージョンから更新された場合)、インストール前にインスタンスを再起動します。 インスタンスの現在の稼動時間が長い場合、アドビは再起動することを推奨します。
- インストールする前に、Experience Manager インスタンスのスナップショットまたは新しいバックアップを作成します。
- ソフトウェア配布からサービスパックをダウンロードします。
- パッケージマネージャーを開き、パッケージをアップロード を選択して、パッケージをアップロードします。 詳しくは、パッケージマネージャーを参照してください。
- パッケージを選択して、インストール を選択します。
自動インストール
ExperienceManager サービスパックの自動インストールに使用できる方法は 2 つあります。
-
サーバーがオンラインで使用可能な場合、パッケージを
../crx-quickstart/install
フォルダーに配置します。 パッケージが自動的にインストールされます。 -
パッケージマネージャーの HTTP API を使用します。 ネストされたパッケージがインストールされるように、
cmd=install&recursive=true
を使用します。note note NOTE Experience Manager サービスパックでは、Bootstrap のインストールをサポートしていません。 インストールの検証
このリリースでの動作が認定されたプラットフォームについては、技術要件を参照してください。
- 製品情報ページ(
/system/console/productinfo
)のインストール済み製品に、更新されたバージョン文字列Adobe Experience Manager (spversion)
が表示されます。 - すべての OSGi バンドルは、OSGi コンソールで アクティブ または フラグメント のいずれかになっています(web コンソールを使用:
/system/console/bundles
)。 - OSGi バンドル
org.apache.jackrabbit.oak-core
はバージョン 1.22.14 以降です(web コンソールを使用:/system/console/bundles
)。
- 製品情報ページ(
- Experience Manager サービスパックがインストールされていることを確認してください。
- AEM Forms リリースのリストから、使用しているオペレーティングシステムに対応する Forms アドオンパッケージをダウンロードします。
- AEM Forms アドオンパッケージのインストールの記載どおりに Forms アドオンパッケージをインストールします。
- Experience Manager 6.5 Forms でレターを使用する場合は、最新の AEMFD 互換性パッケージをインストールします。
OSGi 環境の AEM Forms へのサービスパックのダウンロードおよびインストール download-and-install-for-osgi-service-pack
- CRX リポジトリとデータベーススキーマをバックアップします。
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NOTE |
リレーショナルデータベース用の AEM Forms サービスパックをインストールする場合は、DB_schema のバックアップを作成する必要があります。 |
- AEM 6.5 Forms がインストールされているコンピューターに、Visual Studio 2015、2017、2019、2022 用の 64 ビット版の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードしてインストールします。
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NOTE |
最新バージョンの可用性を保証するには、前のバージョンがインストールされている場合でも、再頒布可能パッケージをインストールします。 |
- インスタンスが更新モードの場合(インスタンスが以前のバージョンから更新された場合)、インストール前にインスタンスを再起動します。 インスタンスの現在の稼動時間が長い場合、アドビは再起動することを推奨します。
- インストールする前に、Experience Manager インスタンスのスナップショットまたは新しいバックアップを作成します。
- ソフトウェア配布からサービスパックをダウンロードします。
- パッケージマネージャーを開き、パッケージをアップロード を選択して、パッケージをアップロードします。 詳しくは、パッケージマネージャーを参照してください。
- パッケージを選択して、インストール を選択します。
自動インストール
Experience Manager サービスパックの自動インストールに使用できる方法は 2 つあります。
-
サーバーがオンラインで使用可能な場合、パッケージを
../crx-quickstart/install
フォルダーに配置します。 パッケージが自動的にインストールされます。 -
パッケージマネージャーの HTTP API を使用します。 ネストされたパッケージがインストールされるように、
cmd=install&recursive=true
を使用します。note note NOTE Experience Manager サービスパックは Bootstrap のインストールをサポートしていません。 インストールの検証
このリリースでの動作が認定されたプラットフォームについては、技術要件を参照してください。
-
製品情報ページ(
/system/console/productinfo
)のインストール済み製品に、更新されたバージョン文字列Adobe Experience Manager (spversion)
が表示されます。 -
すべての OSGi バンドルは、OSGi コンソールで アクティブ または フラグメント です(web コンソールを使用:
/system/console/bundles
)。- OSGi バンドル
org.apache.jackrabbit.oak-core
はバージョン 1.22.14 以降です(web コンソールを使用:/system/console/bundles
)。
- OSGi バンドル
-
- Experience Manager サービスパックがインストールされていることを確認してください。
- AEM Forms リリースのリストから、使用しているオペレーティングシステムに対応する Forms アドオンパッケージをダウンロードします。
- AEM Forms アドオンパッケージのインストールの記載どおりに Forms アドオンパッケージをインストールします。
- Experience Manager 6.5 Forms でレターを使用する場合は、最新の AEMFD 互換性パッケージをインストールします。
トラブルシューティング
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サービスパックのインストール中に パッケージマネージャー UI のダイアログ が終了した場合は、エラーログが安定するまで待ってからデプロイメントにアクセスしてください。 アップデーターバンドルのアンインストールに関連する特定のログが表示されるのを待ってから、インストールが成功したことを確認してください。 この問題は、通常 Safari ブラウザーで発生しますが、どのブラウザーでもときどき発生する場合があります。
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インストールが完了したら、アクティビティの監視ログ(error.log)を確認します。 ログにアクティビティが表示されなくなるまで、数分お待ちください。 AEM インスタンスを再起動します。
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AEM Forms 6.5.15.0 以降のサービスパックをインストール後、サービスを利用できないエラー が発生した場合は、サーブレットフラグメントとバンドルをインストールしてエラーを修正します。