HTML5 forms 用のフォームテンプレートのレンダリング rendering-form-template-for-html-forms

レンダーエンドポイント render-endpoint

HTML5 forms には、フォームテンプレートのモバイルレンダリングを可能にするため、REST エンドポイントとして公開される​ プロファイル ​の概念があります。これらのプロファイルには関連する​ プロファイルレンダラー ​があります。それらは Forms OSGi サービスを呼び出すことでフォームの HTML 表現を生成する役割を持つ JSP ページです。プロファイルノードの JCR パスによって、レンダーエンドポイントの URL が決定されます。「default」プロファイルを指すフォームのデフォルトのレンダーエンドポイントは、次のようになります。

https://<host>:<port>/content/xfaforms/profiles/default.html?contentRoot=<path of the folder containg form xdp>&template=<name of the xdp>

例:http://localhost:4502/content/xfaforms/profiles/default.html?contentRoot=c:/xdps&template=sampleForm.xdp

カスタムプロファイルでは、それに応じてエンドポイントが変わります。例えば、hrforms という名前を持つカスタムプロファイルのエンドポイントは次のようになります。

http://localhost:4502/content/xfaforms/profiles/hrforms.html?contentRoot=c:/xdps&template=sampleForm.xdp

テンプレートが FormSubmission と呼ばれるアプリケーションの AEM リポジトリにある場合、URI は次のとおりです。

http://localhost:4502/content/xfaforms/profiles/default.html?
 contentRoot=crx:///content/dam/formsanddocuments/FormSubmission/1.0
 &template=sampleForm.xdp

レンダーパラメーター render-parameters

次に、HTML 形式でフォームをレンダリングする場合にサポートされるリクエストパラメーターを示します。

パラメーター
説明
テンプレート
このパラメーターは、テンプレートファイルの名前を指定します。
contentRoot
このパラメーターは、テンプレートとそれに関連するリソースが存在するパスを指定します。このパスには、サーバーのファイルシステムパス、リポジトリパス、http または ftp パスを使用できます。
submitUrl
このパラメーターは、フォームデータの XML が投稿される URL を指定します。

フォームテンプレートとデータを結合 merge-data-with-form-template

パラメーター
説明
dataRef
このパラメーターはテンプレートと結合されるデータファイルの​ 絶対パス ​を指定します。このパラメーターには XML 形式データを返す REST サービスへの URL を使用できます。
data
このパラメーターは、テンプレートと結合される UTF-8 エンコードされたデータバイトを指定します。このパラメーターが指定されている場合、HTML5 フォームは dataRef パラメーターを無視します。

レンダーパラメーターの送信 passing-the-render-parameter

HTML5 フォームは、3 つの方法によるレンダーパラメーターの送信をサポートしています。URL、キーと値のペアおよびプロファイルノードを使用してパラメーターを送信することができます。レンダーパラメーターでは、キーと値のペアの優先度が最も高く、次に優先度が高いのがプロファイルノードです。URL リクエストパラメーターは最低の優先度を持ちます。

  • URL リクエストパラメーター: レンダリングパラメーターを URL で指定できます。URL リクエストパラメーターでは、パラメーターがエンドユーザーに対して表示されます。例えば送信 URL http://localhost:4502/content/xfaforms/profiles/default.html?contentRoot=/Applications/FormSubmission/1.0&template=sampleForm.xdp には、その中にテンプレートパラメーターが含まれます。

  • SetAttribute リクエストパラメーター: レンダリングパラメーターをキー値ペアとして指定できます。SetAttribute リクエストパラメーターでは、パラメーターがエンドユーザーに対して表示されません。リクエストを他の JSP から HTML5 フォームのプロファイルレンダ― JSP に転送し、リクエストオブジェクトで setAttribute を使用してすべてのレンダーパラメーターを渡すことができます。この方法が最も優先されます。

  • プロファイルノードリクエストパラメーター: ​レンダリングパラメーターをプロファイルノードのノードプロパティとして指定できます。プロファイルノードリクエストパラメーターでは、パラメーターがエンドユーザーに対して表示されません。プロファイルノードは、リクエストが送信されるノードです。パラメーターをノードプロパティとして指定するには、CRXDE lite を使用します。

送信パラメーター submit-parameters

HTML5 フォームはデータを送信し、サーバーサイドのスクリプトおよび web サービスを AEM サーバーで実行します。サーバーサイドのスクリプトと web サービスを AEM サーバーで実行するために使用するパラメーターについて詳しくは、HTML5 フォームサービスプロキシを参照してください。

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