HTML5 フォームのための CSS スタイルの作成 creating-css-styles-for-html-forms
XFA ベースのフォームテンプレートの HTML5 レンダリングは、様々な HTML 要素で構成されています。これらの要素は一定の順序で整列されます。すべての要素には、適切に定義された CSS クラスがあります。これらの CSS クラスを使用して、要素の外観を選択し変更することができます。
要素の CSS クラス css-classes-nbsp-for-elements-nbsp
すべての要素には、適切に定義された CSS クラスがあります。これらのクラスを変更して、要素の外観を変更することができます。フィールド要素と描画要素を除くすべての要素は、2 つの CSS クラス(Type クラスと Name クラス)を持ちます。
-
Type クラス は XFA フィールドのタイプを表します。
type
クラスをオーバーライドして、特定タイプのすべての要素のスタイルを変更できます。 -
Name クラス は XFA フィールドの名前に対応します。
name
クラスをオーバーライドして、スタイルを変更しカスタムスタイルを要素に適用できます。
AEM Forms Designer で名付けられていないページでは、HTML5 フォームのページはページ番号順に名付けられます。例えば、2 ページからなる HTML5 フォームの場合、ページは Page1 および Page2 と名付けられます。
Field 要素 field-element
Field 要素にはネストされた要素が 2 つ(widget と caption)あります。
Widget 要素
Widget 要素にはユーザーとやりとりするためのユーザーインターフェイス要素が含まれています。それには 3 つの CSS クラスがあります。
- Widget:すべてのウィジェットにこのクラスがあります。
- name:AEM とともに出荷されたすべてのウィジェットにはウィジェット名のクラスがあります。カスタムウィジェットでは、ウィジェット開発者がウィジェット名のクラスを提供します。
- type:すべてのウィジェットにはユーザーインターフェイス要素があります。このクラスはユーザーインターフェイス要素のタイプを定義します。
<!--field with caption-->
<div class="field numericfield NumericField3 ">
<div class="caption">
caption content
</div>
<div class="widget numericfieldwidget numericInput">
widget content
</div>
</div>
<!--field without caption-->
<div class="widget numericfieldwidget numericInput">
widget content
</div>
type と name クラスの他に、フィールドコンポーネントにも subtype という名前の追加の CSS クラスがあります。subtype はそれがどのフィールドのタイプであるかを識別します。例:NumericField、DateField、TextField。subtype クラスはオーバーライドして、subtype のタイプであるすべてのフィールドのスタイル設定を変更できます。
異なるコンポーネントに対する CSS クラス css-classes-for-different-components
異なるフィールドに対する CSS クラス css-classes-for-different-fields
AEM Forms Designer はフォームで NumericField、DecimalField、および Date Field などの異なるタイプのフィールドをサポートしています。HTML ですべてのこれらのフィールドには上記の CSS クラスがあります。また、それらにはフィールドのタイプによっては、いくつかの追加のクラスがあります。
すべてのフィールドには UI 要素を示す、関連するウィジェットがあります。各フィールドのクラス、および各フィールドに関連するウィジェットを以下に示します。
異なる Draw 要素に対する CSS クラス css-classes-for-different-draw-elements
AEM Forms Designer を使用して、テキスト、画像など、スタティックの描画要素を挿入できます。それぞれの描画要素に対し、別の CSS クラスがそれらの要素に関連しています。描画要素の CSS クラスのリストを以下に示します。それぞれの描画要素には、それに関連する draw クラスがあります。
フォームにおける他の部分のスタイル設定 styling-other-parts-of-the-form
HTML フォームでの UI コンポーネントの外観の以外に、インラインエラー、インライン警告および検証エラーのあるフィールドなどの要素のスタイルを変更できます。
Styling Inline Errors
フィールドの検証によりエラーが発生した場合、フィールドがアクティブのときにインラインエラーが表示されます。インラインエラーのスタイルを変更するには、CSS ID error-msg をオーバーライドします。
Styling Inline Warnings
フィールドの検証により警告が発生した場合、フィールドがアクティブのときにインライン警告が表示されます。これらのインライン警告のスタイルを変更するには、CSS ID warning-msg をオーバーライドします。
Styling Fields with Validation Errors
フィールドの検証に失敗すると、ウィジェットのスタイルが変更されます。このスタイルの変更はウィジェットコンポーネントに **widgetError **の CSS クラスを適用することにより実施されます。デフォルトのスタイル設定を変更するには、widgetError クラスをオーバーライドします。