Acrobat Reader DC Extensions で使用される証明書の種類 certificate-types-used-by-acrobat-reader-dc-extensions
証明書ビューアでは、証明書に関する次の情報を参照できます。
- 証明書のわかりやすい名前
- 証明書プロファイル
- 有効期間
- Acrobat Reader DC Extensions の使用権限
証明書のわかりやすい名前 certificate-friendly-name
Acrobat Reader DC Extensions 証明書のわかりやすい名前とは、証明書のプロパティが記述されている文字列です。例を以下に示します。
ARE 2D Barcode Full Production V6.1 P8 0002054
この文字列には、次の要素が含まれています。
証明書の種類: 証明書によってアクティベートされる AEM Forms モジュール、およびアクティベートのレベル(ARE 2D Barcode Full など)が記述されています。使用可能な証明書の種類の一覧については、証明書プロファイルの表の種類の列を参照してください。
デプロイメントの種類: 実稼働などの、証明書の使用目的を示します。値は、Evaluation(評価)または Production(実稼働環境)のどちらかです。証明書の各種類に関連付けられているデプロイメントの種類の一覧については、証明書プロファイルの表のデプロイメントの種類の列を参照してください。
使用権限のバージョン: 証明書を使用できる使用権限アルゴリズムのバージョンが記述されています(V6.1 など)。これは、Acrobat または Acrobat Reader DC Extensions のバージョンではありません。
プロファイルコード: プロファイルコードは、完全な証明書プロパティの簡単な説明です(P8 など)。ファイルの各種類に関連付けられているプロファイルコードの一覧については、証明書プロファイルの表のプロファイルコードの列を参照してください。
シリアル番号: シリアル番号は、アドビによって発行される証明書ごとにアサインされます(0002054 など)。アドビの販売代理店または営業担当者は、このシリアル番号を使用して、特定の製品注文または OEM 関係まで証明書を追跡できます。
証明書プロファイル certificate-profiles
次の表に、Acrobat Reader DC Extensions の証明書を分析する際に検出される可能性のある証明書プロファイルの一覧を示します。
有効期間 validity-period
評価用証明書は、製品のサンプルアプリケーションを評価および開発できるようにするために、顧客および開発者に対して発行されます。この証明書の有効期間は 60~90 日です。データが発行されてから 2 か月目の月末に期限が切れます。
パートナー統合証明書は、アドビのビジネスパートナーに対して、ソフトウェアの開発、統合、プロトタイピングおよびデモンストレーションをサポートするために発行されます。これらの証明書は、発行日から 2 年間有効です。
アドビ内部使用証明書は、ソフトウェアの開発、統合、プロトタイピングおよびデモンストレーションをサポートするために、アドビ システムズ社内で使用されます。これらの証明書は、発行日から 2 年間有効です。
実稼動環境用の証明書は、Acrobat Reader DC Extensions を購入した顧客に対して発行されます。この種の証明書は、認証局(CA)によって許可された最長期間有効です(証明書プロファイルの表では、「最大値」と示されています)。
Acrobat Reader DC Extensions の使用権限 acrobat-reader-dc-extensions-usage-rights
証明書ビューアで Acrobat Reader DC Extensions 証明書を確認するとき、「詳細」タブで使用権限の項目が設定されている場合にこの項目を選択すると、その証明書で有効にできる Adobe Reader 使用権限の一覧が項目別に表示されます。特定のドキュメントに対して有効にされる使用権限は、証明書によって有効になる権限のサブセットの場合があります。
コラボレーションのない環境でオンラインコメントが必要な場合は、アドビサポートにお問い合わせください。Mode プロパティはデプロイメントの種類と一致し、「実稼動環境」または「評価」になります。
許可される Acrobat Reader DC Extensions 使用権限は、1 つまたは複数の固有の要素で構成されます。これらの要素を異なる組み合わせで使用することにより、ライセンスされている製品の様々な機能を使用できるようになります。