カスタム HTTP ヘッダー custom-http-headers
概要 overview
バックエンドをより詳細に制御するために、CIF によって既に送信されたヘッダーに加えて、コマースエンジンに送信されるカスタム HTTP ヘッダーを設定できます。一般的な使用例としては、マルチストアの設定で、HTTP ヘッダーを使用してコマースバックエンドの応答を制御できます。
NOTE
開発者は、GraphQL クライアント設定を使用して、カスタム HTTP ヘッダーをいつでも設定できます。
設定 configuration
カスタム HTTP ヘッダーを設定するには、まず定義する必要があります。カスタム HTTP ヘッダーを定義するには、まず OSGi 設定を使用して com.adobe.cq.cif.http.internal.HttpHeadersConfigProviderImpl
サービス設定に追加する必要があります。
HTTP ヘッダーの値は、プロジェクトのクラウドサービス設定ページで設定できます。
- ツール/クラウドサービス/CIF 設定のクラウドサービス設定ページに移動します。
- 既存の設定を開くか、設定を作成します。
- 「詳細」タブに移動し、「カスタム HTTP ヘッダー」マルチフィールドを探します。定義済みのヘッダーを選択し、それらに値を割り当てることができます。
上記のクラウドサービス設定を使用するコンポーネントは、すべての GraphQL リクエストでこれらの HTTP ヘッダーを送信します。
制限 restrictions
このサービスでは、標準のヘッダー名を含む任意のヘッダー名を定義できますが、設定には使用できません。つまり、この機能を使用して標準の HTTP ヘッダーを上書きすることはできません。制限付きヘッダー名のリストは、mdn web docs - HTTP ヘッダーにあります。これらに加えて、使用できないヘッダーが 2 つあります。
- 「Store」 - CIF で Adobe Commerce ストアを識別するために使用
- 「Preview-Version」 - CIF がステージングされた製品を取得するために使用
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