Dispatcher のキャッシュ

AEM Dispatcher 内の AEM ページまたはフラグメントのキャッシュは、どの AEM プロジェクトに対してもベストプラクティスです。通常、AEM で変更されたコンテンツの Dispatcher での適切なアップデートは、無効化の手法に依存します。これは、AEM Dispatcher のキャッシュ方法の中心となる機能です。

純粋に AEM で管理されるコンテンツ CIF に加えて、通常、ページには、GraphQL を介して Adobe Commerce から動的に取り込まれたコマースデータを表示できます。ページ構造自体は変更されない場合がありますが、コマースのコンテンツは変更されることがあります。例えば、Adobe Commerce で一部の製品データ(名称、価格など)が変更される場合などです。

AEM Dispatcher で CIF ページを限られた時間だけキャッシュできるようにするため、AEM Dispatcher で CIF ページをキャッシュする場合は、時間に基づくキャッシュの無効化(TTL ベースのキャッシュとも呼ばれます)を使用することをお勧めします。この機能は、追加の ACS AEM Commons パッケージを使用して AEM で設定できます。

TTL ベースのキャッシュを使用する場合、デベロッパーは通常、選択した AEM ページに対して 1 つまたは複数のキャッシュ期間を定義します。これにより、CIF ページは設定された期間を上限として AEM Dispatcher にのみキャッシュされ、コンテンツは頻繁に更新されます。

NOTE
サーバーサイドのデータは AEM Dispatcher によってキャッシュされる場合がありますが、productproductlist および searchresults コンポーネントなどの一部の CIF コンポーネントは、通常、ページの読み込み時にクライアントサイドのブラウザーリクエストで製品価格を再取得します。これにより、ページの読み込み時に重要な動的コンテンツが常に取得されます。

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