SAP Commerce Cloud sap-commerce-cloud

インストール後、次のインスタンスを設定できます。

Geometrixx Outdoors 用のファセット検索を設定 configure-the-facetted-search-for-geometrixx-outdoors

NOTE
hybris 5.3.0.1 以降では、これは必要ありません。
  1. ブラウザーで次の URL にアクセスし、Hybris 管理コンソール ​に移動します。

    http://localhost:9001/hmc/hybris

  2. サイドバーから、「システム」、「ファセット検索」、「ファセット検索設定」を選択します。

  3. Sample Solr Configuration for clothescatalog 用に​ エディターを開きます

  4. Catalog versions」の下の「Add Catalog version」を使用して、リストに outdoors-Stagedoutdoors-Online を追加します。

  5. 設定を保存します。

  6. SOLR Item types」を開き、次の SOLR SortClothesVariantProduct に追加します。

    • relevance ("Relevance", score)
    • name-asc ("Name (ascending)", name)
    • name-desc ("Name (descending)", name)
    • price-asc ("Price (ascending)", priceValue)
    • price-desc ("Price (descending)", priceValue)
    note note
    NOTE
    コンテキストメニュー(通常は右ボタンをクリック)を使用して、「Create Solr sort」を選択します。
    Hybris 5.0.0 の場合は、「Indexed Types」タブを開き、「ClothesVariantProduct」をダブルクリックして「SOLR Sort」タブを開きます。

    chlimage_1-36

  7. Indexed Types」タブで、「Composed Type」を次のように設定します。

    Product - Product

  8. Indexed Types」タブで、「full」の「Indexer queries」を次のように変更します。

    code language-shell
    SELECT {pk} FROM {Product} WHERE {pk} NOT IN ({{SELECT {baseProductpk} FROM {variantproduct}}})
    
  9. Indexed Types」タブで、「incremental」の「Indexer queries」を次のように変更します。

    code language-shell
    SELECT {pk} FROM {Product} WHERE {pk} NOT IN ({{SELECT {baseProductpk} FROM {variantproduct}}}) AND {modifiedtime} <= ?lastIndexTime
    
  10. Indexed Types」タブで、category ファセットを変更します。カテゴリリストの最後のエントリをダブルクリックすると、「Indexed property」タブが表示されます。

    note note
    NOTE
    hybris 5.2 の場合は、「Properties」テーブルの Facet 属性が以下のスクリーンショットに従って選択されていることを確認します。

    chlimage_1-37 chlimage_1-38

  11. Facet Settings」タブを開き、フィールドの値を変更します。

    chlimage_1-39

  12. 変更内容を​ 保存 ​します。

  13. 再び「SOLR Item types」から、以下のスクリーンショットに従って、price ファセットを変更します。category と同様に、「price」をダブルクリックすると、「インデックス付きプロパティ」タブが表示されます。

    chlimage_1-40

  14. Facet Settings」タブを開き、フィールドの値を変更します。

    chlimage_1-41

  15. 変更内容を​ 保存 ​します。

  16. システム」、「ファセット検索」、「インデクサー操作ウィザード」を開きます。cron ジョブを開始します。

    • インデクサー操作full
    • Solr 設定Sample Solr Config for Clothes

カタログバージョンの設定 configure-the-catalog-version

読み込まれた​ カタログバージョンhybris.catalog.version)を OSGi サービス用に設定できます。

Day CQ Commerce Hybris 設定
com.adobe.cq.commerce.hybris.common.DefaultHybrisConfigurationService

カタログバージョン ​は、Online または Staged(デフォルト)に設定されます。

NOTE
AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の完全なリストについては、コンソールも参照してください。

ログ出力は、作成したページおよびコンポーネントに関するフィードバックを提供し、潜在的なエラーを報告します。

読み込み構造の設定 configure-the-import-structure

次のリストは、デフォルトで作成される(アセット、ページ、コンポーネントの)サンプル構造を示しています。

+ /content/dam/path/to/images
  + 12345.jpg (dam:Asset)
    + ...
  + ...
+ /content/site/en
  - cq:commerceProvider = "hybris"
  - cq:hybrisBaseStore = "basestore"
  - cq:hybrisCatalogId = "catalog"
  + category1 (cq:Page)
    + jcr:content (cq:PageContent)
      - jcr:title = "Category 1"
    + category11 (cq:Page)
      + jcr:content (cq:PageContent)
        - jcr:title = "Category 1.1"
      + 12345 (cq:Page)
        + jcr:content (cq:PageContent)
          + par
            + product (nt:unstructured)
              - cq:hybrisProductId = "12345"
              - sling:resourceType = "commerce/components/product"
              + image (nt:unstructured)
                - sling:resourceType = "commerce/components/product/image"
                - fileReference = "/content/dam/path/to/images/12345.jpg"
              + 12345.1-S (nt:unstructured)
                - cq:hybrisProductId = "12345.1-S"
                - sling:resourceType = "commerce/components/product"
                + image (nt:unstructured)
                  - sling:resourceType = "commerce/components/product/image"
                  - fileReference = "/content/dam/path/to/images/12345.1-S.jpg"
              + ...

DefaultImportHandler インターフェイスを実装する OSGi サービス ImportHandler によって、このような構造が作成されます。製品、製品バリエーション、カテゴリ、アセットなどを作成するために、実際のインポーターによって読み込みハンドラーが呼び出されます。

インポート時に生成される構造は、次の目的で設定できます。

``Day CQ Commerce Hybris デフォルトインポートハンドラー
(com.adobe.cq.commerce.hybris.importer.DefaultImportHandler)

AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の完全なリストについては、コンソールも参照してください。

読み込む製品属性の設定 configure-the-product-attributes-to-load

応答パーサーは、(バリアント)製品に対して読み込むプロパティと属性を定義するように設定できます。

  1. OSGi バンドルを設定します。

    Day CQ Commerce Hybris デフォルト応答パーサー
    com.adobe.cq.commerce.hybris.impl.importer.DefaultResponseParser

    ここで、読み込みとマップに必要な、様々なオプションと属性を定義できます。

    note note
    NOTE
    AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の完全なリストについては、コンソールも参照してください。

製品データの読み込み importing-the-product-data

製品データを読み込むには、様々な方法があります。製品データは、環境の初期設定時または hybris データに変更が加えられた後に、読み込むことができます。

hybris から読み込まれた実際の商品情報は、次の場所にあるリポジトリに保持されます。

/etc/commerce/products

次のプロパティは、hybris とのリンクを示します。

  • commerceProvider
  • cq:hybrisCatalogId
  • cq:hybrisProductID
NOTE
hybris 実装(geometrixx-outdoors/en_US)では、製品 ID とその他の基本情報のみを /etc/commerce の下に保存します。
hybris サーバーは、製品に関する情報がリクエストされるたびに参照されます。

完全読み込み full-import

  1. 必要に応じて、CRXDE Lite を使用して、既存の製品データをすべて削除します。

    1. 製品データを保持するサブツリーに移動します。

      /etc/commerce/products

      例:

      http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products

    2. 商品データを保持しているノード(例:outdoors)を削除します。

    3. すべて保存」をクリックして、変更内容を保存します。

  2. AEM で hybris インポーターを開きます。

    /etc/importers/hybris.html

    例:

    http://localhost:4502/etc/importers/hybris.html

  3. 必要なパラメーターを設定します。例:

    chlimage_1-42

  4. Import Catalog」をクリックして読み込みを開始します。

    完了したら、次の URL で読み込んだデータを検証できます。

    code language-none
        /etc/commerce/products/outdoors
    

    これは CRXDE Lite で開くことができます。次に例を示します。

    [http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products](http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products)

増分読み込み incremental-import

  1. AEM で保持されている関連製品の情報を、次の場所にある適切なサブツリーで確認します。

    /etc/commerce/products

    これは CRXDE Lite で開くことができます。次に例を示します。

    http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products

  2. hybris で、関連する製品に保持されている情報を更新します。

  3. AEM で hybris インポーターを開きます。

    /etc/importers/hybris.html

    例:

    http://localhost:4502/etc/importers/hybris.html

  4. 増分読み込み」チェックボックスを選択します。

  5. カタログをインポート」をクリックして読み込みを開始します。

    完了したら、AEM で更新されたデータを次の場所で確認できます。

    code language-none
        /etc/commerce/products
    

高速更新 express-update

読み込み処理には長い時間がかかることがあるので、商品同期の拡張として、カタログの特定の領域を選択して手動で呼び出される高速更新を実行できます。書き出しフィードと標準属性設定を使用します。

  1. AEM で保持されている関連製品の情報を、次の場所にある適切なサブツリーで確認します。

    /etc/commerce/products

    これは CRXDE Lite で開くことができます。次に例を示します。

    http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products

  2. hybris で、関連する製品に保持されている情報を更新します。

  3. hybris で、1 つ以上の製品を Express Queue に追加します。次に例を示します。

    chlimage_1-43

  4. AEM で hybris インポーターを開きます。

    /etc/importers/hybris.html

    例:

    http://localhost:4502/etc/importers/hybris.html

  5. 高速更新」チェックボックスを選択します。

  6. カタログをインポート」をクリックして読み込みを開始します。

    完了したら、AEM で更新されたデータを次の場所で確認できます。

    code language-none
        /etc/commerce/products
    

カタログインポーターの設定 configure-the-catalog-importer

hybris カタログは、hybris カタログ、カテゴリおよび製品用のバッチインポーターを使用して AEM に読み込むことができます。

インポーターが使用するパラメーターは、以下に合わせて設定できます。

Day CQ Commerce Hybris カタログインポーター
com.adobe.cq.commerce.hybris.impl.importer.DefaultHybrisImporter

AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の完全なリストについては、コンソールも参照してください。

カタログの読み込み catalog-import

hybris パッケージには、初期ページ構造を設定するためのカタログインポーターが付属しています。

次の場所から利用できます。

http://localhost:4502/etc/importers/hybris.html

ecommerceimportconsole

次の情報を指定する必要があります。

  • 基本ストア hybris で設定された基本ストアの識別子。

  • カタログ 読み込むカタログの識別子。

  • ルートパス カタログを読み込むパス。

カタログからの製品の削除 removing-a-product-from-the-catalog

カタログから 1 つ以上の製品を削除するには、次の手順に従います。

  1. OSGi サービス用の設定Day CQ Commerce Hybris カタログインポーターカタログインポーターの設定を参照してください。

    次のプロパティをアクティベートします。

    • 製品の削除を有効にする
    • 製品アセットの削除を有効にする
    note note
    NOTE
    AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の完全なリストについては、コンソールも参照してください。
  2. 増分更新を 2 回実行して、インポーターを初期化します(カタログの読み込みを参照)。

    • 1 回目の実行では、変更された製品セットがログリストに表示されます。
    • 2 回目の実行では、製品を更新する必要はありません。
    note note
    NOTE
    1 つ目の読み込みは、製品情報を初期化することです。2 つ目の読み込みでは、すべてが正常に動作し、製品セットが準備できていることを確認します。
  3. 削除する製品を含むカテゴリページを確認します。製品の詳細が表示されます。

    例えば、次のカテゴリは Cajamara 製品の詳細を表示します。

    http://localhost:4502/editor.html/content/geometrixx-outdoors/en_US/equipment/biking.html

  4. hybris コンソールで製品を削除します。「Change approval status」オプションを使用して、ステータスを「unapproved」に設定します。製品がライブフィードから削除されます。

    例:

    • http://localhost:9001/productcockpit ページを開きます。
    • カタログ Outdoors Staged を選択します
    • Cajamara を検索します
    • この商品を選択し、承認ステータスを「unapproved」に変更します。
  5. 増分更新を再度実行します(カタログの読み込みを参照)。削除された製品がログに記録されます。

  6. 該当するカタログをロールアウトします。製品と製品ページが AEM 内から削除されます。

    例:

  7. 製品を元に戻すには、以下の操作を実行します。

    1. hybris で、承認ステータスを「approved」に戻します。

    2. AEM で以下を行います。

      1. 増分更新を実行します
      2. 該当するカタログを再度ロールアウトします。
      3. 該当するカテゴリページを更新します

クライアントコンテキストへの注文履歴特性の追加 add-order-history-trait-to-the-client-context

注文履歴を ClientContext に追加するには:

  1. 次のどちらかの方法で、ClientContext のデザインページを開きます。

    • 編集するページを開いてから、Ctrl + Alt + C キー(Windows)または control + option + C キー(Mac)を使用してクライアントコンテキストを開きます。ClientContext の左上隅にある鉛筆アイコンを使用して、ClientContext のデザインページを開きます
    • http://localhost:4502/etc/clientcontext/default/content.html に直接移動します。
  2. 注文履歴 ​コンポーネントをクライアントコンテキストの​ 買い物かご ​コンポーネントに追加します。

  3. クライアントコンテキストに注文履歴の詳細が表示されていることを確認できます。例:

    1. クライアントコンテキストを開きます。

    2. 買い物かごに商品を追加します。

    3. チェックアウトを完了します。

    4. クライアントコンテキストを確認します。

    5. 別の商品を買い物かごに追加します。

    6. チェックアウトページに移動します。

      • ClientContext に注文履歴の概要が表示されます。
      • 「以前買い物されたお客様です」というメッセージが表示されます。
    note note
    NOTE
    このメッセージは、次の方法で実現されています。
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