Dynamic Media Classic を使用したコンテンツ配信ネットワークキャッシュの無効化 invalidating-your-cdn-cached-content
Dynamic Media アセットは、配信を高速化するために、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)によってキャッシュされます。ただし、あるアセットを更新する場合に、変更をすぐに適用したいことがあります。CDN にキャッシュされたコンテンツを無効にすることで、Dynamic Media で配信されるアセットをすばやく更新できます。キャッシュが期限切れになるのを待つ必要はありません。
Experience Manager 6.5、Service Pack 6(Experience Manager 6.5.6)以降で Dynamic Media を使用している場合は、Dynamic Mediaを使用して CDN キャッシュを無効にするの手順に従います。
Dynamic Media Classic を使用して CDN キャッシュを無効にするには:
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Dynamic Media Classic デスクトップアプリケーションを開き、アカウントにログインします。
資格情報とログオンは、プロビジョニング時にアドビから付与されたものです。この情報をお持ちでない場合は、アドビカスタマーサポートにお問い合わせください。
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ページの右上隅にあるに移動し、設定/アプリケーション設定/一般設定 に移動します。
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アプリケーションの一般設定ページで、「サーバー」グループ見出しの下にある「CDN 無効化テンプレート」テキストボックスを見つけます。
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CDN(コンテンツ配信ネットワーク)のキャッシュの無効化に使用するテンプレートを指定します。
例えば、次の例にあるように、特定の画像 ID ではなく、
<ID>
を参照する画像 URL(画像プリセットまたは画像の修飾子を含む)を入力するとします。https://server.com/is/image/Company/<ID>?$product$
テンプレートに
<ID>
のみが含まれる場合、Dynamic Media によってhttps://<server>/is/image
部分が入力されます。ここで、<server>
は、一般設定で定義されているパブリッシュサーバー名であり、<ID> は、無効化の対象として選択されたアセットです。 -
ページの右下隅にある「閉じる」を選択します。
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Dynamic Media Classic の UI で、1 つ以上のアセットを選択し、ファイル/CDN を無効にする に移動します。作成したテンプレートから生成された 1 つ以上の URL と、選択したアセット(またはアセット群)からなるリストが表示されます。このリストに使用されているのは、アプリケーションの一般設定の「公開先サーバー名」にリストされているサーバー URL です。
例えば、前の手順で設定した CDN 無効化テンプレートを使用して、
Backpack_B
という名前の画像アセットを 1 つだけ選択したとします。ファイル/CDN を無効にする に移動すると、CDN 無効化のユーザーインターフェイスには、生成された次のような URL が表示されます。https://server.com/is/image/Company/Backpack_B?$product$
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URL リストボックスで「続行」を選択して、特定の URL ごとのキャッシュを消去します。URL リストボックスでは、URL を入力または貼り付けることによって、URL を編集したり、追加したりできます。事前に CDN 無効化テンプレートを設定する必要はありません。
「続行」を選択すると、キャッシュの消去にかかる時間の概算を示すインジケーターが表示されます。
複数のアセットを選択して ファイル/CDN を無効にする に移動した場合、保存された テンプレートの URL の各アセットが参照されます。したがって、Web サイトで参照される各 URL の画像プリセット(製品の詳細や検索結果など)を参照する CDN 無効化テンプレート を定義できます。これにより、キャッシュの無効化の対象として 1 つ以上の画像を選択したときに、それらの URL が自動的にインターフェイスに入力されます。
note note NOTE アセットを選択して ファイル/CDN を無効にする をクリックすると、Dynamic Media が CDN 無効化テンプレートを使用して、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)内の無効化する URL 群を自動的に作成します。「CDN 無効化テンプレート」テキストボックスに何も入力していないと、空白の URL リストが返されます。CDN におけるキャッシュは、アセットベースではありません。URL ベースです。したがって、Web サイト上での完全な URL を認識しておく必要があります。URL を特定した後は、上記の手順で、それらの URL を「CDN 無効化テンプレート」テキストボックスに追加できます。これにより、アセットを選択し、ワンステップで URL を無効化することができます。 もう 1 つのオプションとして、完全な URL を CDN 無効化 リストに追加する方法があります。この方法に従う場合は、ファイル/CDN を無効にする オプションに進む前に Dynamic Media Classic でアセットを選択する必要はありません。