SRP について
UGC を共有ストレージに保存すると、メンバーコンテンツのインスタンスが 1 つになり、ほとんどのデプロイメントで、オーサー環境とパブリッシュ環境の両方からアクセスできます。 SRP の選択(MSRP、ASRP、JSRP)に関係なく、SRP API を使用してすべてにプログラムでアクセスする必要があります。
ASRP
ASRP がある場合、UGC は JCR に格納されず、Adobeがホストおよび管理するクラウドサービスに格納されます。 ASRP に保存された UGC は、CRXDE Liteで閲覧したり、JCR API を使用してアクセスしたりすることはできません。
ASRP - Adobeストレージリソースプロバイダーを参照してください。
開発者が UGC に直接アクセスすることはできません。
ASRP は、クエリにAdobeクラウドを使用します。
MSRP
存在する場合、MSRP、UGC は JCR には格納されず、MongoDB に格納されます。 MSRP に保存された UGC には、CRXDE Liteで表示したり、JCR API を使用してアクセスしたりすることはできません。
MSRP - MongoDB ストレージリソースプロバイダーを参照してください。
MSRP は ASRP に相当しますが、すべてのAEM サーバーインスタンスが同じ UGC にアクセスしているので、共通のツールを使用して MongoDB に保存された UGC に直接アクセスすることができます。
MSRP は、クエリに Solr を使用します。
JSRP
JSRP は、1 つのAEM インスタンス上のすべての UGC にアクセスするためのデフォルトのプロバイダーです。 これにより、MSRP や ASRP を設定しなくても、AEM Communities 6.1 をすばやく体験できます。
JSRP - JCR ストレージリソースプロバイダーを参照してください。
UGC が JCR に格納されていて、CRXDE Liteおよび JCR API でアクセスできる場合、Adobeは JCR API を使用しないことをお勧めします。 その場合、今後の変更により、カスタムコードに影響が出る可能性があります。
また、オーサー環境とPublish環境用のリポジトリは共有されません。 パブリッシュインスタンスのクラスターは共有パブリッシュリポジトリーになりますが、Publishに入力された UGC はオーサー環境には表示されないので、オーサー環境から UGC を管理することはできません。 UGC は、入力されたインスタンスのAEM リポジトリ(JCR)にのみ保持されます。
JSRP は、クエリにOak インデックスを使用します。
JCR のシャドウノードについて
UGC のパスを模したシャドウノードがローカルリポジトリに存在し、次の 2 つの目的を果たします。
SRP の実装に関係なく、実際の UGC はシャドウノードと同じ場所に表示 されません。