画像エディター image-editor
画像エディターは AEM の中核となる要素で、コンポーネントを利用することでコンテンツ作成者は画像を操作しやなります。
画像マップの相対単位 relative-units-for-image-map
画像マップ領域は、絶対単位および相対単位として画像エディターに保持されます。相対単位は、レスポンシブ画像コンポーネント内のクライアントサイドで画像マップのサイズを(画像サイズに対して)動的に変更するデータ属性として指定する場合に役立ちます。
imageMap プロパティ imagemap-property
画像マップの座標は、画像エディターで imageMap
プロパティとして JCR に保持されます。このエディターは、以下の形式から構成されています。
このプロパティは、マップ領域を次のように格納します。
[area1][area2][...]
領域の形式:
[SHAPE(COORDINATES)"HREF"|"TARGET"|"ALT"|(RELATIVE_COORDINATES)]
例:
[rect(0,0,10,10)"https://www.adobe.com"|"_self"|"alt"|(0,0,0.8,0.8)]
[circle(10,10,10)"https://www.adobe.com"|"_self"|"alt"|(0.8,0.8,0.8)]
SVG 画像のサポート support-for-svg-images
画像エディターでは Scalable Vector Graphics(SVG)がサポートされています。
- DAM からの SVG アセットのドラッグ&ドロップと、ローカルファイルシステムからの SVG ファイルのアップロード、はどちらもサポートされます。
MIME タイプによるプラグインの有効化 enabling-plugins-by-mime-type
特定の状況では、サーバーサイドの処理がサポートされないため、特定の MIME タイプに対してオーサリングアクションを制限する必要があります。例えば、SVG 画像の編集は許可されない場合があります。
画像エディター内のプラグインは、個々のプラグインの設定ノードで supportedMimeTypes
プロパティを設定することで、MIME タイプによって選択的に有効にできます。
例 example
例えば、切り抜き機能は GIF、JPEG、PNG、WEBP、TIFF 画像に対してのみ許可されるとします。
次に、この supportedMimeTypes
プロパティを、画像コンポーネントの cq:editConfig
ノード上のプラグインの設定ノードで許可されている MIME タイプの文字列として設定する必要があります。
/apps/core/wcm/components/image/v2/image/cq:editConfig
jcr:primaryType="cq:EditConfig">
<cq:dropTargets jcr:primaryType="nt:unstructured">
<image ...>
...
</image>
</cq:dropTargets>
<cq:inplaceEditing
jcr:primaryType="cq:InplaceEditingConfig"
active="{Boolean}true"
editorType="image">
<config jcr:primaryType="nt:unstructured">
<plugins jcr:primaryType="nt:unstructured">
<crop
jcr:primaryType="nt:unstructured"
supportedMimeTypes="[image/gif,image/jpeg,image/png,image/webp,image/tiff]"
features="*">
<aspectRatios jcr:primaryType="nt:unstructured">
...
</aspectRatios>
</crop>
...
</plugins>
<ui jcr:primaryType="nt:unstructured">
...
</ui>
</config>
</cq:inplaceEditing>
</jcr:root>