アセットエディターの拡張 extending-asset-editor
アセットエディターは、アセット共有を使用して見つけたアセットをクリックすると開くページです。アセットエディターでは、メタデータ、サムネール、タイトルおよびタグなどのアセットの特性を編集できます。
事前設定済みの編集コンポーネントを使用してエディターを設定する方法については、アセットエディターページの作成および設定を参照してください。
Adobe Experience Managerの開発者は、既存のエディターコンポーネントを使用する以外に、独自のコンポーネントを作成することもできます。
アセットエディターテンプレートの作成 creating-an-asset-editor-template
geometrixx には次のサンプルページが含まれています。
- Geometrixx サンプルページ:
/content/geometrixx/en/press/asseteditor.html
- サンプルテンプレート:
/apps/geometrixx/templates/asseteditor
- サンプルページコンポーネント:
/apps/geometrixx/components/asseteditor
clientlib の設定 configuring-clientlib
Experience Manager Assets コンポーネントでは、WCM 編集クライアントライブラリの拡張機能が使用されています。クライアントライブラリは通常、init.jsp
に読み込まれます。
(コアの init.jsp
での)デフォルトクライアントライブラリの読み込みとは異なり、Assets テンプレートは次の条件を満たす必要があります。
-
テンプレートでは、(
cq.wcm.edit
ではなく)cq.dam.edit
クライアントライブラリを組み込む必要があります。 -
無効な WCM モード(例:パブリッシュ への読み込み)でも、述語、アクション、レンズをレンダリングできるように、このクライアントライブラリを組み込む必要があります。
通常は、既存のサンプル init.jsp
(/apps/geometrixx/components/asseteditor/init.jsp
)をコピーすればこの要件を満たします。
JS アクションの設定 configuring-js-actions
一部の Assets コンポーネントでは component.js
で定義されている JS 関数が必要です。このファイルをコンポーネントディレクトリにコピーしてリンクします。
<script type="text/javascript" src="<%= component.getPath() %>/component.js"></script>
このサンプルでは、この JavaScript ソースを head.jsp
(/apps/geometrixx/components/asseteditor/head.jsp
)で読み込んでいます。
追加のスタイルシート additional-style-sheets
一部の Assets コンポーネントでは、 ウィジェットライブラリが使用されます。Experience Managerコンテンツのコンテキストで適切にレンダリングするには、追加のスタイルシートを読み込む必要があります。 タグアクションコンポーネントには、もう 1 つ必要です。
<link href="/etc/designs/geometrixx/ui.widgets.css" rel="stylesheet" type="text/css">
Geometrixxスタイルシート geometrixx-style-sheet
サンプルページコンポーネントでは、すべてのセレクターが static.css
(/etc/designs/geometrixx/static.css
)の .asseteditor
で始まっている必要があります。ベストプラクティス:すべての .asseteditor
セレクターをスタイルシートにコピーし、ルールを必要に応じて調整します。
FormChooser:最終的に読み込まれるリソースの調整 formchooser-adjustments-for-eventually-loaded-resources
アセットエディターはフォーム選択機能を使用します。この機能を使用すると、フォームセレクターとフォームのパスをアセットの URL に追加するだけで、同じフォームページ上でリソース(この場合はアセット)を編集できます。
次に例を示します。
head.jsp
(/apps/geometrixx/components/asseteditor/head.jsp
)のサンプルハンドルは、次の処理をおこないます。
- アセットが読み込まれるか、またはプレーンフォームが表示される必要があるかを検出します。
- アセットが読み込まれると、parsys はプレーンフォームページでしか編集できないので、WCM モードを無効にします。
- アセットが読み込まれると、フォームページのタイトルではなくアセットのタイトルを使用します。
List<Resource> resources = FormsHelper.getFormEditResources(slingRequest);
if (resources != null) {
if (resources.size() == 1) {
// single resource
FormsHelper.setFormLoadResource(slingRequest, resources.get(0));
} else if (resources.size() > 1) {
// multiple resources
// not supported by CQ 5.3
}
}
Resource loadResource = (Resource) request.getAttribute("cq.form.loadresource");
String title;
if (loadResource != null) {
// an asset is loaded: disable WCM
WCMMode.DISABLED.toRequest(request);
String path = loadResource.getPath();
Asset asset = loadResource.adaptTo(Asset.class);
try {
// it might happen that the adobe xmp lib creates an array
Object titleObj = asset.getMetadata("dc:title");
if (titleObj instanceof Object[]) {
Object[] titleArray = (Object[]) titleObj;
title = (titleArray.length > 0) ? titleArray[0].toString() : "";
} else {
title = titleObj.toString();
}
}
catch (NullPointerException e) {
title = path.substring(path.lastIndexOf("/") + 1);
}
}
else {
title = currentPage.getTitle() == null ? currentPage.getName() : currentPage.getTitle();
}
HTML 部分で、先頭のタイトルセット(アセットまたはページのタイトル)を使用します。
<title><%= title %></title>
シンプルなフォームフィールドコンポーネントの作成 creating-a-simple-form-field-component
この例では、読み込んだアセットのメタデータを表示するコンポーネントを作成する方法を説明します。
-
プロジェクトディレクトリにコンポーネントフォルダー(
/apps/geometrixx/components/samplemeta
など)を作成します。 -
次のスニペットを使用して
content.xml
を追加します。code language-xml <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <jcr:root xmlns:sling="https://sling.apache.org/jcr/sling/1.0" xmlns:cq="https://www.day.com/jcr/cq/1.0" xmlns:jcr="https://www.jcp.org/jcr/1.0" jcr:primaryType="cq:Component" jcr:title="Image Dimension" sling:resourceSuperType="foundation/components/parbase" allowedParents="[*/parsys]" componentGroup="Asset Editor"/>
-
次のスニペットを使用して
samplemeta.jsp
を追加します。code language-javascript <%-- Sample metadata field component --%><%@ page import="com.day.cq.dam.api.Asset, java.security.AccessControlException" %><% %><%@include file="/libs/foundation/global.jsp"%><% String value = ""; String name = "dam:sampleMetadata"; boolean readOnly = false; // If the form page is requested for an asset loadResource will be the asset. Resource loadResource = (Resource) request.getAttribute("cq.form.loadresource"); if (loadResource != null) { // Determine if the loaded asset is read only. Session session = slingRequest.getResourceResolver().adaptTo(Session.class); try { session.checkPermission(loadResource.getPath(), "set_property"); readOnly = false; } catch (AccessControlException ace) { // checkPermission throws exception if asset is read only readOnly = true; } catch (RepositoryException re) {} // Get the value of the metadata. Asset asset = loadResource.adaptTo(Asset.class); try { value = asset.getMetadata(name).toString(); } catch (NullPointerException npe) { // no metadata dc:description available } } %> <div class="form_row"> <div class="form_leftcol"> <div class="form_leftcollabel">Sample Metadata</div> </div> <div class="form_rightcol"> <% if (readOnly) { %><c:out value="<%= value %>"/><% } else { %><input class="text" type="text" name="./jcr:content/metadata/<%= name %>" value="<c:out value="<%= value %>" />"><% }%> </div> </div>
-
コンポーネントを使用できるようにするには、コンポーネントを編集可能にする必要があります。コンポーネントを編集可能にするには、CRXDE Lite で、
cq:EditConfig
プライマリ型のcq:editConfig
ノードを追加します。段落を削除できるよう、値を複数設定できるプロパティcq:actions
を追加し、値としてDELETE
のみを設定します。 -
ブラウザーを開き、サンプルページ(
asseteditor.html
など)でデザインモードに切り替え、段落システム用の新しいコンポーネントを有効にします。 -
編集 モードで、新しいコンポーネント(Sample Metadata など)がサイドキック(アセットエディター グループ内)で使用できます。コンポーネントを挿入します。メタデータを保存するには、メタデータフォームに追加する必要があります。
メタデータオプションの変更 modifying-metadata-options
メタデータフォームで利用可能な名前空間を変更できます。
現在使用可能なメタデータは /libs/dam/options/metadata
で定義されています。
- このディレクトリ内の第 1 レベルには、名前空間が含まれます。
- 各名前空間内の項目は、ローカルパーツ項目の結果など、メタデータを表します。
- メタデータコンテンツには、タイプの情報と複数値オプションが含まれます。
これらのオプションは /apps/dam/options/metadata
で上書きできます。
-
/libs
配下のディレクトリを/apps
の下にコピーします。 -
項目を削除、変更、または追加します。