AEM 6.5:Dynamic Media エンコードビデオワークフローで、ビデオの並行アップロード中にCPUがスパイクする

この記事では、Adobe Experience Manager 6.5でビデオを並行してアップロードする際に、Dynamic Media エンコードビデオワークフローによって発生するCPUのスパイクを解決する方法について説明します。

説明 description

環境

Adobe Experience Manager(AEM) 6.5 SP24 (すべてのプラットフォーム)

問題/症状

複数のビデオアセット(例:各10~80 MBの15~20本のビデオ)をProduction Author サーバーに同時にアップロードすると、Dynamic Media Encode Videoのワークフロートリガーが並行してFFmpeg トランスコーディングプロセスを実行し、CPUが大幅にスパイクします。 サーバーが応答しなくなり、再起動が必要になります。 同様の動作は、各30 MBの5つのビデオをアップロードする場合に、下位の環境で発生します。

症状:

  • ビデオアセットのアップロード時にオーサーサーバーでCPUの使用率が高い
  • オーサーインスタンスが応答しなくなり、再起動する必要があります
  • 問題が解決されるまで、ビジネスユーザーはビデオアセットをアップロードできません。

エラーログに、サーバーの停止前にFFmpeg トランスコーディング手順がアクティブであることが示されます。

原因

Dynamic Media エンコードビデオワークフローによってトリガーされた並列FFmpeg処理は、キューのトピックが正しく設定されていなかったため(先頭のスラッシュ)、スロットリングされませんでした。

トピックを修正し、専用のキューを使用すると、同時実行を制御して、CPUのスパイクを防ぐことができます。

解決策 resolution

問題を解決するには、次の手順に従います。

  1. ワークフロー設定の確認:

    • ビデオ エンコーディングに使用されるワークフローモデルを特定します(例:Dynamic Media Encode Video)。
    • テストビデオをアップロードし、トピックの/system/console/slingeventを確認して、ワークフロートピックを確認します(例:com/adobe/granite/workflow/job/var/workflow/models/nhbvideoencode)。
  2. 専用のSling ジョブキューを設定:

    • ワークフロートピック用のカスタム Sling ジョブキューを作成します。

    • キューのトピックが/system/console/slingeventに表示されているトピックと正確に一致すること(先頭スラッシュなし)を確認します。

    • 例:

      • 正解:com/adobe/granite/workflow/job/var/workflow/models/nhbvideoencode
      • 不正確:/com/adobe/granite/workflow/job/var/workflow/models/nhbvideoencode
  3. キューのランキングと同時実行の設定:

    • カスタムキュー(例:1000)に、デフォルトのワークフローキューよりも高いランクを割り当てます。
    • FFmpeg処理をスロットルする同時実行設定を行います(例:maxConcurrentJobsを設定して同時実行を制限します)。
  4. 構成の検証:

    • ワークフローのステータスをリセットして、ワークフローを再実行します。
    • ジョブが専用キューを通じてルーティングされ、CPUの使用率が並行アップロード中も安定していることを確認します。
  5. 下位環境でのテスト:

    • 複数の動画を同時にアップロードし、CPUの使用状況を監視できます。
    • 成功した場合は、設定を実稼動環境に適用します。
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