AEMでのコンテンツフラグメントエディター初期化エラーのトラブルシューティング
Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS)でコンテンツフラグメントを編集しようとすると、デフォルトで新しいコンテンツフラグメントエディターが開き、アプリの初期化に失敗しました というエラーが発生して読み込まれません。 これを解決するには、CORS ポリシーを更新してexperience.adobe.comを許可し、リファラーフィルターの設定を調整し、必要なすべてのパスとホストが正しく設定されていることを確認します。
説明 description
環境
Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS) - Sites
問題/症状
- コンテンツフラグメントを編集すると、デフォルトで新しいコンテンツフラグメントエディターが起動します。
- エディターの初期化に失敗し、アプリの初期化に失敗しました と表示されます。
- ブラウザーコンソールに、experience.adobe.comからのリクエストに Access-Control-Allow-Origin ヘッダーがないことを示す CORS エラーが表示されます。
- AEM ログには、/adobe/sites/cf/permissions や/adobe/sites/cf/graphql などのエンドポイントが関与する POST リクエストに対するリファラーフィルターの拒否が示されます。
- 権限を取得しようとすると、401 エラーが発生します。
解決策 resolution
この問題を解決するには、次の手順に従います。
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AEMで現在の CORS 設定を確認します。
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experience.adobe.comを CORS ポリシーの許可された接触チャネルとして追加します。
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コンテンツフラグメントエディターで使用される関連するすべてのパスが、CORS ポリシー内の許可されたパスに含まれていることを確認します。
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リファラーフィルターの設定を確認します。
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allow.hosts.regexp の下に、許可されたホストの正規表現を追加します。次に例を示します。
https://.*\.adobe.com:443https://.*\.adobe.net:443https://.*\.workfront.com:443https://.*\.workfront-dev.com:443https://.*\.dev.workfront.tech:443
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リファラーフィルター設定の allow.empty プロパティがまだ設定されていない場合は false に設定します。
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これらの設定変更を保存してデプロイします。
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新しいエディターを使用して、コンテンツフラグメントを再度編集します。
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初期化エラーを表示せずに、エディターが正常に読み込まれていることを確認します。
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