AEM エラーログには、MapDirectory から Lucene ファイルを削除できないことに関連する警告が表示されます
Adobe Experience Manager(AEM)ログの警告メッセージは、Lucene ファイルを MMapDirectory から削除できないことを示しています。 これらの警告は、AEMの実行中にインデックスを再作成すると表示されます。その結果、インデックスキャッシュが不整合な状態のままになり、システムのパフォーマンスや動作に影響を与えます。 この問題を修正するには、AEM インスタンスを停止し、影響を受けるキャッシュフォルダーをクリアして、システムを再起動します。
説明 description
環境
- Adobe Experience Manager(AEM)Managed Servicesのサポート、v6.5 (開発)
問題/症状
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MMapDirectoryから Lucene ファイルを削除できないことに関する一貫性のある警告メッセージがエラーログに表示されます。 -
ほとんどすべてのインデックスに対して警告がログに記録されます。
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ログエントリの例:
code language-none org.apache.jackrabbit.oak.plugins.index.lucene.directory.CopyOnReadDirectory Couldn't compute safe timestamp to delete files from MMapDirectory@/mnt/crx/author/crx-quickstart/repository/index/fragments-[ timestamp] /data lockFactory=NativeFSLockFactory@/mnt/crx/author/crx-quickstart/repository/index/fragments-[ timestamp] /data -
通常は、AEMの実行中にインデックス再作成を行うと発生します。
解決策 resolution
MMapDirectory から Lucene ファイルを確実に削除するには、次の手順に従います。
- AEM オーサーインスタンスを停止します。
/crx-quickstart/repository/indexディレクトリ全体をバックアップします。/crx-quickstart/repository/indexの下にある影響を受けたキャッシュフォルダーをクリアします。- AEM オーサーインスタンスを再起動します。
その他のメモ:
- キャッシュディレクトリを削除しても安全で、リポジトリデータには影響しません。 再起動後に自動的に再構築されます。
- 警告が解決しない場合は、インデックス再作成が最近トリガーされたか、インデックスの定義またはデプロイメントが変更されたかを確認します。
問題が解決しない場合は、次の情報を収集し、Adobe サポートチケット に含めてください。
- SegmentStore (TarMK)と MongoMK のどちらがオーサーに使用されるかに関する詳細。
/opt/aem/crx-quickstart/repository/index下のパスのディレクトリサイズ (damAssetLuceneやntBaseLuceneなど)。- 警告が最初に表示された時点から、関連するエラーログが抜粋されます。
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