Adobe Workfrontで特定の承認者アクションに関するレポートができない
Adobe Workfront レポートは、複数ステージの承認ワークフローで特定の承認者が実行するアクションの分離をネイティブにサポートしていません。 この制限は、個々の承認ステータスやシーケンス固有のトラッキングの表示に影響します。
これを修正するには、テキストモードと計算列を使用して、ターゲットのワークフローステージに対して承認者固有のデータを抽出して表示します。
説明 description
環境
- Workfront
- 承認ワークフローレポート機能
問題/症状
- ワークフロー内の特定の承認シーケンス(シーケンス番号 5 など)に関しては、個別にレポートすることはできません。
Approval Completion Dateフィールドは、以前の承認ステージが拒否された場合でも完了を示す可能性があるので、誤解を招く可能性があります。- ワークフローの特定のステージに対する 1 人の承認者のアクションのステータスを分離および表示するのが困難です。
解決策 resolution
この問題に対処するには、次の手順に従います。
-
Adobe Workfront レポートで テキストモード を使用して、イシューレベルで
approverStatusesコレクションを参照します。 このコレクションには、承認とそれぞれのステージに関するデータが含まれています。 -
目的の承認者が指定されたステージを承認したかどうかを評価する計算列を作成します。 例:
- 目的の承認者に関連付けられた承認ステップの名前を参照します(例:
Tudor CEO (E.P.))。 - テキストモード内で条件付きロジックを使用して、
Awaiting Approval、Approved、Rejected、Waiting for Approval Stageなどの適切なステータスを表示します。
- 目的の承認者に関連付けられた承認ステップの名前を参照します(例:
-
計算列をレポートに適用し、指定したステージの承認のステータスを正確に反映していることを確認することで、計算列をテストおよび検証します。
注意 : このソリューションには機能上の回避策がありますが、さらにカスタマイズや最適化(switch ステートメントの使用など)を行う場合は、標準サポートの範囲外となるため、コンサルティングサービスが必要になることがあります。
このアプローチにより、複雑な承認ワークフロー内の特定の承認者のアクションに関する情報を効果的に分離し、表示できます。
関連資料
- Workfront ガイドの カスタムレポートの作成 。
- Workfront ガイドの 統合承認の概要 。
- キャンバスダッシュボードの概要 (Workfront ガイド)。
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