AEM as a Cloud Serviceの「/apps/groovyconsole」でのアクセスの問題

AEM Groovy コンソールは、古いAEM デプロイメント(オンプレミスまたは AMS)で使用されていた開発者ツールで、AEM環境内で Groovy スクリプトを直接実行します。 AEM as a Cloud Service(AEMaaCS)では、Groovy コンソールは従来のツールで、AEMではサポートされなくなったので、/apps/groovyconsole パスへのアクセス権を付与しようとしても失敗します。

Sling パイプを使用したり、OSGi 設定 ​ でグループレベルのアクセス権限を確認したりするなどの代替手段を使用できます。

説明 description

環境

Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS) - Sites

問題/症状

AEMaaCS で /apps/groovyconsole パスへのアクセス権を付与しようとすると、次の制約が原因で失敗します。

  • Groovy コンソールは、監視されていない変更を実行できるレガシーツールと見なされるので、AEMaaCS では正式にはサポートされていません。 Groovy コンソールと同様に、ソース管理やデプロイメントログのレコードを使用せずに、実行中のインスタンスのコンテンツや設定を誰でも直接変更できます。
  • AEM as a Cloud Serviceの /apps ディレクトリは不変です。つまり、変更や権限の変更は直接適用できません。

解決策 resolution

Groovy コンソールとそれに関連する機能はサポートされていないので、別の方法として次の方法を検討してください。

  • AEM内での動的コンテンツ操作や処理が必要なタスクには、Sling パイプ ​ を使用します。 このアプローチはベストプラクティスに従っており、Groovy コンソールなどのサポートされていないツールを回避します。
  • バージョンの Groovy コンソールがインストールされている場合は、その ​ ドキュメント ​ で関連する設定の詳細を参照してください。 特に、OSGi 設定の Script Execution Allowed Groups などのプロパティを確認します。これにより、グループレベルのアクセス権限を制御できます。
  • Adobeでは、コンテンツ管理および開発タスクには、AEM as a Cloud Serviceが公式にサポートしている、すぐに使用できる機能のみを使用することをお勧めします。

注意 : サポートされていないツールを使用したり、不変ディレクトリを変更したりしようとすると、予期しない動作が発生する可能性があり、Adobeでサポートされていません。

代替ソリューションに関するその他のサポートや説明については、Adobeの公式ドキュメントを参照するか ​ Adobe サポート ​ にお問い合わせください。

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