AEPでレコードサイズが取り込み制限を超えているので、UPS ジョブが失敗する

レコードがサイズ制限を超えると、Adobe Experience Platform(AEP)の UPS バッチ取得が失敗します。 エラー UPINGT-007012-400:レコードサイズが制限を超えています は、プロファイル属性が 100 KB を超えているか、イベントが 10 KB を超えている場合に発生します。 この問題を解決するには、取り込みの制約に合わせてレコードサイズを小さくします。

説明 description

環境

Adobe Experience Platform

問題/症状

  • UPS ジョブが次のエラーで失敗します UPINGT-007012-400: レコード サイズが制限を超えています。
  • データセット内のレコードのサイズが超過しているので、バッチ取り込みは停止します。
  • データセット UI に、失敗したバッチとサイズ関連の取り込みエラーが表示される。

原因

プロファイル属性で 100 KB、イベントで 10 KB を超えるサイズのレコードがデータレイクに取り込まれると、バッチジョブが失敗します。

解決策 resolution

この問題を解決するには、次の手順に従います。

  1. 次のクエリを実行して、100 KB を超えるレコードを特定し、<batch_id><record_field> をデータセット UI およびプレビューパネルの値に置き換えます。

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    SELECT count(*) AS total_records    FROM <dataset_name>    WHERE _acp_system_metadata.acp_sourceBatchId = '<batch_id>'      AND length(to_json(<record_field>)) > 100000;
    
  2. クエリを実行して、サイズ制限を超えたレコードに関する詳細情報を取得します。

    code language-none
    SELECT length(to_json(<record_field>)) AS len, _acp_system_metadata.acp_sourceBatchId     FROM <dataset_name>    WHERE _acp_system_metadata.acp_sourceBatchId = '<batch_id>'      AND length(to_json(<record_field>)) > 100000    ORDER BY len DESC;
    
  3. 類似のクエリを使用して、レコードがガードレールの制限を超えていないことを確認し、正常に取り込まれたバッチから得られた結果を比較します。

  4. プロファイル属性のサイズが 100 KB 未満に減らすなど、取り込みガードレールに準拠するために、データセット内の問題のあるレコードを調整またはフィルタリングします。

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