AEMで公開した後、リッチテキストエディター(RTE)の改行が保持されない
Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS) – Sites では、ユニバーサルエディターのリッチテキストエディター(RTE)が、コンテンツの公開時に Shift+Enter を使用して追加された改行を削除します。 これらの改行は、オーサープレビューでは正しく表示されますが、セマンティック標準を適用するために、HTML変換プロセス中に削除されます。 この問題を解決するには、セマンティック HTMLを使用するか、RTE 設定を更新します。
説明 description
環境
- 製品: Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS) - Sites
- 機能: ユニバーサルエディター – リッチテキストエディター(RTE)
- 環境: ステージング
問題/症状
- Shift+Enter キーを使用して追加された改行は、オーサープレビューで正しく表示されます。
- 公開済みのページでは、挿入された改行が削除される。
- 作成者のバージョンと公開済みのバージョンで形式が一致していない可能性があります。
- ソフトブレーク(
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)は、HTMLの変換中に削除されます。 - コンテンツのレイアウトと読みやすさは、公開されたページに悪影響を与えます。
解決策 resolution
AEM EDS ユニバーサルエディターには、配信を最適化するためにセマンティック HTMLを生成する、組み込みのリッチテキストエディター(RTE)が含まれています。 コンテンツ変換時に、Shift+Enter を使用して挿入したソフトブレークを削除して、クリーンで標準に準拠したHTMLを生成します。 この動作は意図的なもので、AEMのデザインに従っています。
改行と書式設定を保持するには、次の回避策に従います。
- 余白やパディングなど
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CSS プロパティでスタイル設定されたタグやコンテナを使用してコンテンツを構造化し、視覚的な間隔を維持します。 - RTE コンテンツポリシーを更新して、必要なHTML要素を許可し、フォーマットの上書きを防ぎます。
- 公開されたページでクライアントサイドのレンダリングロジックを調べ、タグをストリップするスクリプト
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削除します。 - 代替マークアップを使用するか、カスタムコンポーネントを実装して、特定の形式を適用します。
関連資料
AEMaaCS ユーザーガイドの ユニバーサルエディターの概要。
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