Adobe I/O Journaling API を使用した過去 7 日間のすべてのイベントの取得

Adobe I/O Journaling API を使用して過去 7 日間のイベントを取得する場合、API のトークンベースのページネーションシステムによる制限が発生することがよくあります。 API は開始または終了タイムスタンプの指定をサポートしていないため、結果のページを前方に移動する必要があります。 このドキュメントでは、7 日間の保持期間内のすべてのイベントを効果的に取得する方法について説明します。

説明 description

環境

Adobe Experience Manager as a Cloud Service - Sites

問題/症状

  • クエリパラメーターを指定せずにエンドポイントが呼び出された場合、API は最近のイベントの一部のみを返します。
  • API リクエストに開始または終了タイムスタンプを指定する機能はサポートされていません。

解決策 resolution

Adobe I/O Journaling API は、イベントデータを取得する際に、ページ分割された応答を返すように設計されています。 過去 7 日間のすべてのイベントを取得するには:

  1. クエリパラメーターを指定せずにジャーナリングエンドポイントを呼び出します。 これにより、7 日間の保持期間内で、使用可能な最も古いイベントが返されます。
  2. 応答から _page.last トークンを抽出し、次のGET リクエストで使用して、イベントの次のページを取得します。
  3. それ以上の rel=next リンクが返されなくなるまで手順を繰り返し、すべてのイベントが取得されたことを示します。

注意: API は 1 回のリクエストでの逆ページネーションまたは一括データ取得をサポートしていないので、使用可能なすべてのイベントを取得するには、前方ページネーションが必要です。

その他の考慮事項:

  • 時間枠(時間別や日別など)でデータをセグメント化するには、取得後に結果を処理します。
  • 自動化ツールが前方のページネーションを処理して、環境間でイベントデータを確実に同期できるようにします。
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