Journey Optimizer:AFTER 日付機能の設定が誤っている場合に、意図しないオーディエンスにメールが送信される

この記事では、Adobe Journey Optimizer(AJO)の AFTER 日付関数の設定の誤りの問題を取り上げます。これにより、対象オーディエンスに該当しないメンバーにメールが送信されることになります。

説明 description

環境

商品:Adobe Journey Optimizer(AJO)
該当するシナリオ:日付ベースの条件、特に AFTER 定日関数を使用したオーディエンスのセグメント化。

問題

指定されたオーディエンス条件を満たさない個人にメールが送信されます。 例えば、2024 年 11 月 4 日以降に償還日が発生したメンバーを含む条件を持つオーディエンスが定義されたとします。 それでも、2024 年 11 月 4 日(PT)より前に引き換え日が発生した一部のプロファイルには、メールが届きました。

この動作は、オーディエンスのセグメント化の設定に関する潜在的な問題か、プロファイルの選定ロジックの予期しない変更を示します。

解決策 resolution

今後、同様の問題に対処したり予防したりするには、次の手順に従います。

  • 次のようなAJO内の主要なプロセスのログが有効になっていることを確認します。

    • オーディエンスのセグメント化
    • メール送信
    • ジャーニー内の決定ポイント

    Adobeのログ機能を使用して、タイムスタンプ、ユーザー ID、実行されたアクションなどの詳細なログを取り込みます。

  • 定期的なバックアップを設定して、ログが一定期間後にローテーションまたは削除された場合でも、履歴データを保持します。

  • Adobe Experience Platformの 監査記録 機能を活用して、オーディエンス定義とジャーニー設定の変化を監視します。
    これにより、予期しない動作を引き起こす可能性のある変更を特定できます。

  • ジャーニー内の異常なアクティビティやエラー(異常に多いメール量や予期しないオーディエンスサイズなど)を監視するためのアラートを設定します。

  • オーディエンスのセグメント化およびジャーニー設定に関連するすべての手順(アクセス権限、承認ワークフローなど)の詳細な記録を保持します。

  • ジャーニーを設定し、オーディエンスを管理して設定エラーを最小限に抑えるためのベストプラクティスについて、チームをトレーニングします。

  • トラブルシューティングのガイダンスとして、チームがドキュメントやコミュニティフォーラムなどの利用可能なリソースに精通していることを確認します。

  • ジャーニーの設定とオーディエンスの定義を定期的に確認して、ビジネス目標に合わせ、時間の経過に伴う不用意な変更をチェックします。

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