Journey Optimizer:手動のセグメント評価が原因で古くなったオーディエンス数

この記事では、最新の選定済みデータがジャーニーに反映されないAdobe Journey Optimizerの問題に対処する方法について説明します。 この問題は、セグメントが手動で評価され、プロファイルスナップショットデータセットが更新されず、古いオーディエンス数が発生する場合に発生します。

説明 description

環境

商品:Adobe Experience Platform

コンポーネント:Journey Optimizer

問題/症状

同じ日に手動で評価されたセグメントがジャーニーで更新されず、古いオーディエンス数を反映するジャーニーが発生します。

原因

この問題は、手動のセグメント評価で書き出しジョブがトリガーされず、その結果、プロファイルスナップショットデータセットが更新されないために発生します。 その結果、スケジュールされたセグメントジョブと手動のセグメントジョブの不一致により、ジャーニーで使用されるオーディエンス数が正しくなくなります。

解決策 resolution

この問題に対処するには、次のトラブルシューティング戦略に従います。

  • 毎日のバッチセグメント化ジョブの後に手動セグメントジョブをスケジュールして、手動評価による変更が後続の書き出しに含まれるようにします。
  • 手動のセグメントトリガーは書き出しジョブを自動で評価しないので、セグメント化戦略をスケジュールされた書き出しジョブに合わせます。
    手動評価が必要な場合は、書き出しジョブに従って、ジャーニーが読み取るプロファイルスナップショットデータセットを更新します。
  • 1 日でリアルタイムに更新する場合は、バッチ処理ではなくストリーミング取得方式の使用を検討します。 これは、書き出しジョブがないと、バッチセグメントを同じ日にジャーニーで更新および反映できないためです。
  • データ取り込み時間に基づいて、セグメント化ジョブスケジュールを定期的に監視および調整し、ジャーニーで使用されるプロファイルをタイムリーに更新できるようにします。

関連資料

​ プロファイルスナップショットとセグメントの選定のトラブルシューティング ​

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