AEM Sitesでエクスペリエンスフラグメントをコピーする際に、Target オファー ID を複製
最終更新日: 2025年3月19日
この記事では、Adobe Experience Manager(AEM)as a Cloud Service(エクスペリエンスフラグメント(XF)をコピーするとターゲットオファー ID が重複する Sites の問題)について説明します。 これにより、コピーされた XF が書き出される際に、Adobe Targetでオファーが意図せず上書きされる可能性があります。 この問題を解決するには、エクスペリエンスフラグメントを直接コピーする代わりに、ライブコピー 機能を使用します。
説明
環境
Adobe Experience Manager(AEM)as a Cloud Service - Sites
問題/症状
- エクスペリエンスフラグメント(XF)をAdobe Targetに書き出した後でコピーすると、
cq:targetOfferId
プロパティもコピーされます。 - これにより、元の XF とそのコピーの両方が同じオファー ID を持つことになります。
- これで、コピーした XF を書き出すと、Adobe Targetの元のオファーが上書きされる場合があります。
- コピーされたフラグメントには、別の顧客セグメント向けのコンテンツが含まれている場合があるので、リスクが生じる可能性があります。
解決策
この問題に対処するには、エクスペリエンスフラグメントを直接コピーするのではなく、エクスペリエンスフラグメントの ライブコピー を作成します。 このアプローチでは、重複を避けるために cq:targetMetadata
ノードが除外されるので、ターゲットオファー ID は新しいフラグメントに引き継がれません。
作成したライブコピーは、既存のライブコピーに影響を与えずに、新しいオファーとしてAdobe Targetに書き出すことができます。 また、任意のフォルダー階層内で制限なくライブコピーを作成できるので、コンテンツを柔軟に整理できます。
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