Adobe Commerceでのクーポンコードトラッキングの不一致

クーポンが 1 顧客あたり X 回使用可能に設定されている場合、クーポンコードは、注文後に使用回数を更新することなく、X 回以上適用される可能性があります。 これを修正するには、.magento.env.yamlCRON_CONSUMERS_RUNNER 変数に sales.rule.update.coupon.usage を追加してコンシューマーを有効にし、ファイルを編集して CRON_CONSUMERS_RUNNER セクションを見つけ、将来のプルーフ用にコンシューマーを空の配列に設定して、環境を再デプロイします。

説明 description

環境

Adobe Commerce(AC)すべてのデプロイメント方法、すべてのバージョン

問題/症状

  • クーポンコードは、使用回数を更新することなく、異なる注文に対して再利用できます。
  • 買い物かご価格ルールの「クーポンを管理」セクションの 使用済み 列と 時間使用済み 列には、クーポンの適用後に変更が反映されません。
  • この問題は、vanilla (標準)Magento インスタンスを使用したローカル設定を含む、様々な環境で発生します。

解決策 resolution

この問題を解決するには、sales.rule.update.coupon.usage コンシューマーが有効になっていることを確認します。

  1. .magento.env.yamlCRON_CONSUMERS_RUNNER 変数に sales.rule.update.coupon.usage を追加します。

  2. .magento.env.yaml ファイルを編集し、デプロイメントステージ設定の下にある CRON_CONSUMERS_RUNNER セクションを見つけて、次が含まれていることを確認します。

    code language-none
    stage:
        deploy:
            CRON_CONSUMERS_RUNNER:
                cron_run: true
                max_messages: 1000
                consumers:
                    - sales.rule.update.coupon.usage
    
  3. 更新に対する将来の保証のために、コンシューマーを空の配列に設定して、使用可能なすべてのコンシューマーを自動的に有効にすることを検討してください。

    code language-none
    stage:
        deploy:
            CRON_CONSUMERS_RUNNER:
                cron_run: true
                max_messages: 1000
                consumers: [ ]
    
  4. これらの変更を行ったら、環境を再デプロイして適用します。

メモ:このソリューションは、今後のトランザクションでクーポンの使用状況を更新しますが、クーポンの使用状況に関する過去の注文のデータを遡って調整することはありません。

関連資料

Cloud Guide のCommerceでの変数のデプロイの CRON_CONSUMERS_RUNNER

ACSD-49737:カードの支払いに失敗した後、クーポンが誤って使用済みとしてマークされる |Adobe Commerce

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