Adobe Campaign Classicでのスキーマ保存の問題
最終更新日: 2025年1月21日
この記事では、Adobe Campaign Classicの開発環境でスキーマを保存する際に、スキーマの変更を保存すると、特にバージョンのアップグレード後にスキーマの変更の処理に時間がかかったりエラーが発生したりする問題を解決する手順の概要を説明します。
説明
環境
Adobe Campaign
問題/症状
Adobe Campaign Classicを新しいバージョンにアップグレードした後、スキーマの変更を保存する際に次の問題が発生する場合があります。
- 新しい属性を追加したり、既存の属性を変更したりした後の保存プロセスの速度が低下する。
多くの場合、根本原因は設定の不一致に関連しており、特にキャッシュの無効化に関連しています。これにより、サービスを再起動せずにコンテナ間でスキーマの更新が反映されなくなります。
解決策
- 完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用して
spareServer
の構成が正しく設定されていることを確認してください。 例:url="https://three-mkt-dev1"
をurl="http://three-mkt-dev1.campaign.adobe.com"
に置き換えます。 - nlserver サービスと Apache サービスの両方をクリーンに再起動して、既存のキャッシュの問題を消去します。
- 必要に応じて、
--force
オプションを指定してアップグレード後のコマンドを実行し、パッケージ管理設定の競合の可能性に対処します。 - 通常、データベースの復元は必要ありませんが、他の手順で問題が解決しない場合は最後の手段と見なすことができます。 続行する前に、データの損失を避けるために、最新のバックアップがあることを確認してください。
- これらのソリューションを実装したら、インスタンス内の様々なスキーマを編集および保存して、以前に発生した遅延やエラーメッセージの解決を確認します。
説明した手順に従うことで、Adobe Campaign Classic開発環境でのスキーマ保存の問題に効果的に対処できます。 これにより、スキーマの変更がスムーズに行われ、データの整合性に重大な問題が発生した場合を除いて、不要なデータベース復元が不要になります。
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