PDFファイルが自動的に公開されない
Adobe Experience Manager(AEM)で、サムネールが公開されていても、PDFが自動的に公開されない問題が発生することがあります。 この記事では、PDFが公開されるようにAEMを設定する方法について説明します。
説明 description
環境
- Dynamic Media Classic
- Adobe Experience Manager
- Adobe Experience Manager 6.5
- Adobe Experience Manager as a Cloud Service
- Adobe Experience Manager Assets
問題
PDFファイルをAEMにアップロードすると、サムネールは生成および公開されますが、PDFファイル自体は自動的には公開されません。 それには、PDFファイルを公開するための手動の手順が必要ですが、これは面倒でエラーが発生しやすくなります。
再現手順 :
- アセットを直ちに公開する設定でDynamic Media(DM)を使用するようにAEMを設定します。
- PDFファイルをDynamic Mediaと同期されるフォルダーにアップロードします。
- サムネールが自動的に公開されている間、PDFファイル自体は非公開のままになります。
解決策 resolution
初期設定では、PDFファイルはデフォルトでは公開されません。 その理由は、イメージがPDFよりもはるかに小さいため、帯域幅に関する考慮事項から、特定のプラグインがインストールされたデバイスでのみ動作する大きなJPEGではなく、ほぼユニバーサルで動作する小さなPDFを提供することがデザインの前提であるためです。 PDFを公開する必要が絶対にあるお客様は引き続き可能ですが、デフォルトの動作ではありません。
両方のPDFファイルがAEM as a Cloud Serviceで自動的に公開されるようにするには、次の手順に従います。
- AEM に移動
>
ツール>
Assets>
Dynamic Mediaの一般設定 . - 次に、「PDF」タブを デフォルトのアップロードオプション の下で選択します。
- 処理中 ドロップダウンで「なし」を選択し、保存します。
これにより、PDFが DM と同期され、自動的に公開されます。 サムネールは作成されません。
PDFと画像の両方をDynamic Mediaに公開する必要がある場合、これは初期状態では不可能です。 PDFは自動的に作成および公開し、サムネイルは同期および非公開にするか、PDFを生成せずに自動的に同期および公開することができます。 両方を公開する場合は、これをカスタマイズする必要があります。 これを行うには、Dynamic MediaでPDFのステータスを確認し、IPS API を使用して Dynamic mMedia で公開をトリガーにするワークフローを作成することをお勧めします。
https://experienceleague.adobe.com/ja/docs/dynamic-media-developer-resources/image-production-api/operation-methods/operation-parameters/r-set-asset-publish-state