AEM as a Cloud Serviceでのワークフローのパージの設定

この記事では、Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS)でワークフローのパージを設定する手順について説明します。 適切なワークフローのパージ設定を使用すると、完了したワークフローインスタンスを削除することでシステムの最適なパフォーマンスを維持できるので、不要なデータが蓄積されるのを防ぐことができます。

説明 description

環境

  • Adobe Experience Manager as a Cloud Service

問題/症状

Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS)では、古いワークフローインスタンスでシステムが停止しないようにするために、ワークフローのパージが不可欠です。 メンテナンスカードを使用してメンテナンスタスクを設定できる以前のバージョンのAEMとは異なり、AEMaaCS では、これらの設定をソース管理にコミットし、Cloud Managerを介してデプロイする必要があります。 このプロセスにより、完了したワークフローパッケージが自動的にパージされ、AEM環境の正常性とパフォーマンスが維持されます。

解決策 resolution

  1. メンテナンスタスクへのアクセスに関するドキュメント:

  2. 設定プロセスについて:

    • ドキュメントを確認して、お客様が設定できるメンテナンスタスクと、Cloud Managerを使用してデプロイメントする際にそれらをソース管理に割り当てる方法を理解します。
  3. 設定プロセスについて:

    • 完了したワークフローパッケージを自動的に削除するには、com.adobe.granite.workflow.purge.Scheduler OSGi 設定の「パッケージペイロードを削除」オプションを有効にします。

    • ワークフローパージの設定スニペットの例(必要に応じて、実際の設定の詳細に置き換えてください):

      code language-none
      <workflow-purge>
      <enabled>true</enabled>
      <interval>7d</interval>
      <maxDays>30</maxDays>
      <workflowModels>
      <workflowModel>/var/workflow/models/dam/update_asset</workflowModel>
      </workflowModels>
      </workflow-purge>
      
  4. Cloud Managerを使用した設定:

    • 設定がソース管理にコミットされたら、Cloud Managerを使用してこれらの変更をAEM環境にデプロイします。
    • デプロイメントが正常に実行され、ワークフローのパージ設定が正しく適用されていることを確認します。
  5. 監視と保守:

    • AEM環境のパフォーマンスを定期的に監視し、ワークフローのパージが期待どおりに機能していることを確認します。
    • システムのパフォーマンスとストレージの要件に基づいて、必要に応じてパージ設定を調整します。
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