/language-masters の下で作成された URL が、対応するライブコピーページに正しくローカライズされていない
この記事では、Adobe Experience Manager(AEM)でネストされたライブコピーが原因で、ロールアウト中に URL がライブコピーページにローカライズされない問題の解決策について説明します。
説明 description
環境
- Adobe Experience Manager as a Cloud Service(AEMaaCS)
- Adobe Experience Manager 6.5.x (AEM 6.5.x)以降
問題/症状
/language-masters
下のコンポーネントで作成された URL が、対応するライブコピーページに正しくローカライズされていない。 ロールアウトの実行後も、ライブコピーページの URL は、ローカライズされたパスではなく、元の /language-masters
パスを指します。 この問題は、AEMのアップグレード後や、MSM の設定に変更した後に発生します。
機能 :マルチサイトマネージャー(MSM)
設定 :CQ MSM References Update Action 設定
解決策 resolution
この問題を解決するには、CQ MSM References Update Action の設定で ネストされたライブコピー間の参照を更新 設定が有効になっていることを確認してください。 この設定を使用すると、ロールアウト中に、ネストされたライブコピー内の参照を正しく更新できます。
ネストされたライブコピー間で参照を更新 を有効にする手順
-
設定マネージャーへのアクセス:
http://<AEM-Instance>:<Port>/system/console/configMgr
に移動して、AEM Web Console Configuration Manager に移動します。
-
CQ MSM references update action configuration を探します。
- Configuration Manager で
CQ MSM References Update Action
を検索します。
- Configuration Manager で
-
次の設定を有効にします。
- 設定をクリックして編集します。
- ネストされたライブコピー全体で参照を更新 というラベルの付いた設定を見つけます。
- この設定をオンまたはオンにします。
-
保存して適用:
- 設定の変更を保存します。
- テストページでロールアウトを実行して、変更が適用されていることを確認します。
設定パスの例:
/apps/system/config/com.day.cq.wcm.msm.impl.actions.ReferencesUpdateActionFactory.config
確認:
-
言語マスターでテストページを作成します。
/language-masters
の下の別のページを指す URL を持つコンポーネントを作成します。
-
テストページをロールアウトします。
- ライブコピーへのロールアウトを実行します。
- ライブコピーページ内の URL が、対応するライブコピーページを指すように正しく変換されていることを確認します。
関連読み取り値
- Experience Managerユーザーガイドの ライブコピーの作成と同期。
- Experience Managerユーザーガイドの MSM のベストプラクティス