カプセル化されたトークンのトークン更新がサポートされていない
カプセル化されたトークンを有効にする場合、トークンの更新をカプセル化されたトークンで使用できないので、十分な有効期限を設定することが重要です。 カプセル化されたトークンについて詳しくは、この記事を参照してください。
説明 description
環境
- AEM 6.x.x
- AEM as a Cloud Service
問題/症状
カプセル化されたトークンのトークン更新はサポートされていません。
解決策 resolution
カプセル化されたトークンは自己完結型のトークンであり、(図 1)のように OSGI TokenConfiguration で設定されている内容に応じて有効期限が固定されています。
カプセル化されたトークンが有効になっている場合(図 2)、トークンの更新が有効になっていたとしても(図 1)、トークンの有効期限が切れるとログインセッションが有効期限切れになります。
例:(図 1)のように、トークンの有効期限が 360000 ミリ秒に設定されている場合、セッションは 1 時間で期限切れになり、ユーザーは 1 時間後に再ログインする必要があります。
カプセル化されたトークンについて詳しくは、AEM管理ガイドの カプセル化されたトークンのサポートを参照してください。
次の トークン更新 フラグ(Oak TokenConfiguration (図 1)は、スティッキーセッションで正常に動作します。
(図 2)のようにカプセル化されたトークンを有効にした場合、カプセル化されたトークンではトークンの更新がサポートされていないので、十分な有効期限が設定されていることを確認する必要があります。
(図 1) Apache Jackrabbit Oak TokenConfiguration
(図 2) トークン認証ハンドラー – カプセル化されたトークン
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