大文字と小文字の区別に関する設定の変更が Analytics レポートスイートに与える影響

この記事では、特にフィルターとセグメントを使用する場合に、大文字と小文字の区別に関する設定を変更すると、Adobe Analytics レポートに影響が出る問題を解決する手順を説明します。

説明 description

環境

  • Customer Journey Analytics
  • Analytics

問題/症状

大文字と小文字を区別するを設定すると、特にセグメント/フィルターを使用する場合、レポートが変更される可能性があります。

メモ:コンバージョン変数(eVar) では大文字と小文字が区別されません。大文字と小文字の区別を変更できるのは prop のみです。

解決策 resolution

この変更の影響:

セグメント/フィルターは、履歴データや変更日を超える日付範囲については、期待される結果を返さない場合があります。

例えば、変数の値として XX、xX および Xx を渡した場合、設定が変更された後、XX にフィルター/セグメントを適用すると、XX、xX および Xx の値が返される場合があります。 これは、大文字と小文字の区別に関する設定を変更する場合、Analytics が実際にデータベースにキー値を格納するために使用されるアンダーラインハッシュ値を変更するからです。

大文字と小文字を区別しない」を切り替えると、同じように見える行項目が切り詰められる場合があります。 クリップは、同じケースの値でも発生する可能性があります。

以下のグラフを参照してください。

任意の大文字を使用したページ名または prop は、 大文字と小文字を区別しない に切り替えることで、新しいハッシュが割り当てられます。

詳しくは、​ ヘルプドキュメント ​ を参照してください。

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