FXG サーバープロトコル fxg-server-protocol

グラフィックを操作するには、コンパス点と同様の参照点を使用できます。

基準点を使用すると、特定の基準点に基づいて、画像を回転、スケール、サイズ変更することができます。基準点は、northWest、north、northEast、west、center、east、southWest、south、southeast です。 例えば、中心基準点を使用すると、グラフィックをその中心で 45 度回転できます。 次の図に、基準点の位置、グラフィック、northWest の基準点から 20°回転したグラフィック、および east の基準点から 20°回転したグラフィックを示します。

構文を次に示します。

referencePoint <string> (northWest, north, northEast, west, center, east, southWest, south, southEast, none, inherit)

デフォルト値は「なし」です。 inherit の値は、none でない限り、ページまたはグループレベルの最上位からすべての子に s7:referencePoint の値を渡します。 none の設定は、オブジェクトの基準点がなく、FXG 座標系が使用されることを意味します。

s7:referencePoint の値がグループ（または、パス、線要素、または明示的な幅と高さの定義を持たない要素）で使用されている場合、その値はグループの累積境界ボックスに適用されます。 たとえば、グループ内のすべてのオブジェクトの境界ボックスの左上の点は、グループの northWest の基準点として機能します。右下の点は、southEast の基準点として機能します。